「東証一部上場企業の旅行業界」で働く「事務職」の仕事内容・給料レポート

東証一部上場企業の旅行業界で働く、中途入社した女性の「事務職」によるキャリア体験談レポートです。 今回は、その仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

東証一部上場企業の旅行業界で働く、中途入社した女性の「事務職」によるキャリア体験談レポートです。

ちなみに、その方は、全商簿記2級と、英語検定2級、TOEIC850点の資格を持っているそうです。

「上場企業の旅行業界の事務職」を目指した理由

当時滞在していた海外の国で仕事を探していた時に、以前から興味のあった旅行業に就きたいと考え、この会社に応募しました。

自分の英語力を生かし、海外ならではの業務ができると考えたからです。

「上場企業の旅行業界の事務職」の仕事内容について

東京に本社のある日本企業の海外支店に勤務していました。

旅行会社ですが、インバウンド(日本から海外にやって来られるツアーの手配や観光についてのお手伝い)をメインに扱っていました。海外の旅行業界と言うとツアーガイドをイメージされることが多いですが、私はオフィスでの内勤でした。

主な業務は、日本から申し込まれた観光ツアーに関する予約や手配などです。

日本のお客様が海外旅行のツアーに申し込みをされると、そのデータが社内のシステムを通じて届きます。ツアーと言いましても、内容は多岐にわたるのですが、空港からホテルまでの送迎、空港からお迎えして、半日や終日かけて市内観光をするプラン、レストランでの食事のプランなどがあり、また季節によっては期間限定のハイキングやスキーの手配などもありました。

元は不特定多数のお客様に申し込まれたツアーですが、これらのように集約可能なサービスは集約し、手配をしました。

手配先には、勤務していた会社と取引をしていたバス会社(主に空港・ホテル間の送迎などです)、地元のレストラン、オプショナルツアーなどを主催する地元の会社などがありました。日本からのデータを元にコンピュータで処理をした後、それらの取引先にファックスやインターネット、電話を使用して予約・確認をしました。

また、その後は、国内にある同旅行会社の支店に、作成したアイテナリーを送り、当日のツアーが問題なく進むよう手配をしました。これらが主な業務ですが、急なフライトの変更や、機長の体調不良などによる空港の変更時などには、臨機応変な対応が必要でした。

「上場企業の旅行業界の事務職」の1日の仕事の流れ

8時00分:自宅を出発します。徒歩で勤務先に向かいます。
8時15分:勤務先に到着します。始業までの15分は、業務の準備をしたりコーヒーを飲んで過ごします。
8時30分:業務開始時刻です。
(15分間のbreak・休憩)8時30分の業務開始から12時00分の午前の業務終了までの間に、各自が15分間の休憩をとることができました。キッチンを備えた休憩室があり、そこで軽い飲食をしたり、時には外出先のカフェでお茶をするなどできました。この休憩は、業務に支障が出ないよう、交代でした。
12時00分:昼休憩(1週間に、2,3回は電話当番のため、昼休憩が13時から14時でした)
13時00分:午後の業務開始
(15分間のbreak・休憩)午前と同様です。
17時00分:業務終了 徒歩で帰路につきます
17時15分:自宅に到着です。

「上場企業の旅行業界の事務職」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、月給は1,700ドルで、滞在していた国の当時のレートでは、日本円で約25万円でした。

海外支店ということでほとんど残業はなく、全員が定時退社でした。日本のゴールデンウイークのような繁忙期に残業をしましたが、その時は上記の月給とは別に残業代がつきました。

ボーナスはありませんでしたので、年収では約300万円でした。定時退社、有給休暇は、さすが海外というだけあって徹底されていました。

この仕事で、働いているときに困ったこと

日本企業の海外支店に勤務しており、約100人近くの従業員は多国籍な人種で構成されていました。

日本企業ですので、もちろん日本人もいましたが、子供の頃から海外で教育を受けたり、どちらかと言えば日本的な考えではなく、欧米的な考えの人も多くいました。ですから、同じ日本人でも微妙な考え方や価値感の違いに驚いたり、戸惑ったりすることがありました。

しかし、それらは時間の経過とともに、自分の意見を言いやすいメリットにも変わっていきました。特に改善したかったことはありませんでした。

この仕事や職場でよかったこと

日本企業でありながら、海外支店であることから、基本的な労働に関する法律や考え方が現地の考え方でありました。それによって、必要以上に周りに気を遣う昔ながらの日本の慣習がなく、それが良い面で作用していたと思います。

例えば、日本の会社では、男性管理職の定時退社はありませんが、あちらでは男女、または役職に関係なく、皆が定時退社するのが当たり前でした。従業員として労働力を提供する代わりに、会社の従業員に対する扱いはとても良かったです。何でも発言しやすい環境でした。

「上場企業の旅行業界の事務職」の仕事エピソード

日本での社会人経験はすでにありましたが、海外、それもフルタイムの正社員として勤務した初めての企業でした。

当時は専門知識も乏しく、一から勉強しながらの毎日でしたが、努力すればその分だけきちんと評価され、次のステップアップにつなげてもらえたのは嬉しかったです。

また、自分が今まで顧客の立場としてしか知らなかった、旅行業界に実際に身を置いて業務できたことは大変な誇りでもありました。日本と海外(現地)と距離も時差もありながら、自分の業務次第でツアーの質に影響を及ぼすことも、責任感を持つ良いきっかけになりました。

また多国籍の中で働けたことは一生の宝物です。

退職の事情や理由について

ビザの関係と、渡航当初より長期間の滞在は予定していなかったため、帰国にともない退社しました。

「上場企業の旅行業界の事務職」の職場恋愛について

約100人近くいる従業員のうち、お付き合いをされているカップルは、ほんの数組であったと思います。

40代以上の社員の中には、すでに結婚をされて子供さんがいらっしゃる方も多かったですが、その中でも、職場結婚をされて、ご夫婦二人とも同じ職場で継続して勤務していたのは、たった一組でした。その他の方は職場以外で出会った方と結婚されていたからです。

年齢的には、20代から30代と適齢期の年齢の多い職場でしたので、同僚同士での食事などはよくありました。

まとめ ー「上場企業の旅行業界」を目指す方へメッセージ

様々な可能性があります。何事もとにかく挑戦してみないと始まりません。

本記事は、2018年10月5日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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