「海水魚の販売を取り扱う卸売業」に関する仕事内容・給料レポート

「海水魚の販売を取り扱う卸売業」で正規雇用として働く、男性によるキャリア体験談レポートです。

今回は、その「海水魚の販売を取り扱う卸売業」の仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

「海水魚の販売を取り扱う卸売業」で正規雇用として働く、男性によるキャリア体験談レポートです。

ちなみに、その方は、潜水士の資格を持っているそうです。

「海水魚の販売を取り扱う卸売業」を目指した理由

もともと魚が好きで、水族館での就職を志していましたが、就職口が少なかったため、水族館に関われる仕事と言うことで、この仕事を選びました。

「海水魚の販売を取り扱う卸売業」の仕事内容について

仕事内容は世界中の水族館に海の生き物を納める仕事です。

仕事の内容としては主に、入荷、出荷、営業があります。

入荷については、世界中の漁師さんとのネットワークを生かし、様々な生き物を入荷させます。時には漁師さんと一緒に船に乗ったり、一緒に潜ったりして生き物を捕まえることもあります。

海外からの入荷の場合は、自分たちで空港まで出向き、税関で通関作業をして生き物を受け取ります。入荷した生き物は、水槽やイケスに入れ、コンディションを整えます。ストック中も、生き物のコンディションを維持するために、餌やりや、水替え、体調を崩してしまった時は投薬等、治療をすることもあります。

そしてお客様へ連絡し、在庫の生き物、旬の生き物の営業をしたり、展示で不足している生き物、今後の展示の計画などから、リクエストを頂けるように努めます。

出荷が決まると、各生き物のサイズや特性に合わせて納品方法を決めます。多くは、サイズに合わせたビニールの袋に、酸素と一緒にパックをし、宅配便でお届けします。サイズの大きな生き物や、大量の生き物の場合、イケスの載った、活魚トラックに積んで、直接お届けすることもあります。

また、海外の水族館の場合、生き物へのストレスを最小限にするため、出荷作業を飛行機の時間に合わせるため、作業が真夜中になることもあるます。

あまり、表に出ることのない職業ですが、影で水族館を支える仕事になります。

「海水魚の販売を取り扱う卸売業」の1日の仕事の流れ

通常業務の場合

7時半に自宅を出て、通勤する
8時:到着後、生き物のチェック、水槽設備のチェック
8時半:ミーティング
8時45分:生き物の世話、水槽管理作業
10時:営業
12時:お昼休憩
13時:営業
14時出荷作業
17時:生き物の世話
18時:ミーティング
18時15分 ミーティング、終業
18時半:会社を出て帰宅

夜間に出荷作業がある場合

通常業務終了後—
18時半:一時帰宅し、自宅で夕食、休憩
22時:自宅を出て会社へ戻る
22時15分:出荷作業
24時:作業終了
24時15分:会社を出て帰宅

空港へ生き物を引き取りに行く場合

5時:自宅を出て、出勤する
5時半:到着後、社用車に乗り換え空港へ
8時:空港到着
8時半:税関へ出向き通関手続き
10時:航空会社より受け取り積み込み作業
10時半:会社へ向けて空港を出る
12時:サービスエリアでお昼休憩
13時半:会社へ到着、生き物の受け入れ作業
16時半:残りのスタッフに引き継ぎ終業
17時:帰宅

この仕事の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、月給28万円(残業代込み)で、ボーナスは70万円でした。ちなみに、年収は約400万円でした。

残業については、週に2、3回、夜間の作業や、早朝出勤の日がありました。

有給休暇は、スタッフのほとんどが消化しようとせず、取りづらかったです。そのため、体調不良の時に消化する程度でした。

この仕事で、働いているときに困ったこと

時間が不規則な点が大変でした。

1週間の中に、早朝に出勤する日、通常出勤の日、そして、深夜に作業をする日が混在し、生活のリズムを整えるのが大変でした。

直前に入荷や出荷が決まることも多く、またそれを担当するスタッフも当日に決められたりするため予定の変更をせざるを得ない場合も多く、早めに決めてもらいたいなと言うのが本音です。

また、時間外の作業に対する手当も、一律の支給で、作業時間が長くても変わらない部分は改善して欲しかったです。

この仕事や職場でよかったこと

好きな生き物に携われるのは何よりの喜びでした。

新種の生き物や、日本で初展示されるような生き物を取り扱うことも多く、そういった生き物をお客様に納品した後に、マスコミに取り上げられたりすると、とても誇りに思えました。

また、漁師さんの船に乗せて頂いたり、世界中の海に潜ったり、各地の水族館のバックヤードなど裏側を見せて頂いたり、一般の方々では経験出来ない事を多く出来たことは、非常に恵まれているなと思いました。

「海水魚の販売を取り扱う卸売業」の仕事エピソード

取引先が海外にも多くあるため、英語が出来ない私は、様々な場面で苦労しました。通常の英語だけではなく、生き物の名前も英語で理解しないといけないため、必死に勉強したのを覚えています。

また、新種の生き物や、日本初展示の生き物などを扱った時の感動は他の何にも替え難い喜びでした。それから、納品した生き物が水族館で展示され、その水槽の前で、はしゃいだり、喜んでいる人達を見ると、自分が影でしてきた仕事が喜びや感動を与えてるんだなと、嬉しく思います。

ただ、どうしても、死んでしまう生き物も出てきてしまうので、そう言った場面に遭遇すると、やはり辛いなと思います。生き物が好きだからこそ、より辛い思いをしてしまうかもしれません。

「海水魚の販売を取り扱う卸売業」の職場恋愛について

私自身が職場恋愛を経て、結婚に至りました。

ただ、スタッフの数がそこまで多くなく、男性スタッフが圧倒的に多いので、職場結婚や恋愛は非常に少ないです。私の他に1組結婚、1組交際をしたカップルがいました。

その他の周りのスタッフは、旧知の関係や、友人等の紹介で交際、結婚に至った人がほとんどです。地元以外のスタッフが多いため、皆、異性と知り合うきっかけを欲しがっています。

異性のお客様との接点はありますが、交際などに発展した事は聞いたことがありません。

まとめ ー「海水魚の販売の卸売業」を目指す方へメッセージ

好きな生き物に携われるのは何よりも嬉しいことです!

仕事は何をしても大変だと思います。でも好きな事だからこそより頑張れると思いますよ!

本記事は、2018年12月1日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

気に入ったら是非フォローお願いします!
NO IMAGE

第一回 公務員川柳 2019

公務員総研が主催の、日本で働く「公務員」をテーマにした「川柳」を募集し、世に発信する企画です。

CTR IMG