「上場企業(金融業界)」で働く「事務職兼営業職」の仕事内容・給料レポ

東証一部上場企業(金融業界)で働く、新卒で入社した女性の「事務職兼営業職」によるキャリア体験談レポートです。

今回は、その仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

東証一部上場企業(金融業界)で働く、新卒で入社した女性の「事務職兼営業職」によるキャリア体験談レポートです。

ちなみに、その方は、生命保険募集人、損害保険募集人、特別外務員1種と、FP3級の資格を持っているそうです。

「上場企業(金融業界)の事務職兼営業職」を目指した理由

地元での就職を希望しており、実家から通勤できる職場を探していたためです。また、事務職には自信があり、営業業務も学生時代アルバイトで行っていたためです。

「上場企業(金融業界)の事務職兼営業職」の仕事内容について

主な仕事内容は、金融機関の支店事務とお客様への資産運用、保険商品の販売です。

支店営業では窓口で働いており、お客様からの依頼に合わせて書類に記入してもらい、専用の端末で手続きを行います。手続きはすべてマニュアルに基づいて行われるため、記入ミスや押印漏れ、書類の不足がないよう十分に確認し、上司にも確認をしてもらったのちにお客様へ返却、手続き終了をお伝えします。

お客様が持ってくる手続きは、単純な通帳への入出金から通帳の紛失、相続や成年後見人の手続きまで多岐に渡っており、すぐに対応できるようマニュアルには毎日目を通し、迅速に処理ができるよう先輩や上司と協力しながら業務をこなします。

お客様の中で資産に余裕のある方や生命保険や相続対策商品への需要のある方にはニーズ喚起と商品の販売を行い、事務職という立場であっても半期に1人5000万円以上のノルマがありました。契約の締結はもちろん、必要に応じてお客様の自宅を訪問してアフターフォローを行ったり、ご家族とも面談しながら投資信託や生命保険の契約を行います。

「上場企業(金融業界)の事務職兼営業職」の1日の仕事の流れ

7時45分 自宅を出発し自家用車で通勤
8時10分 会社到着、全員で会社内の掃除
8時30分 支店内の大きな金庫が開くので、仕事に必要な書類、現金を運び出す
8時40分 朝礼、開店準備
9時00分 開店、窓口対応
12時00分 職員交代でお昼休憩(50分程度)
13時00分 アポイントや訪問先があれば営業活動
14時30分 預かった書類の整理、現金の精算
15時00分 支店閉店、書類確認作業
15時30分 現金精査作業
16時15分 保管書類の整理
17時00分 電話営業や書類の整理
17時30分 他支店への書類を持ち出す業者が来店
17時45分 定時
※帰宅までにすべての書類や荷物を金庫へ片付ける
18時以降 必要に応じて残業
※残業では電話営業やミーティング、ロールプレイング研修などを行う

この仕事の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、一般職は月給が19万円(残業代込)で、ボーナスは50万円でした。ちなみに年収は278万円でした。

過度な残業は控えろという風潮でしたが、そのせいで仕事が溜まりノルマが達成できず、支店内がピリピリすることも多かったです。

有給休暇として必ず全員が取得するリフレッシュ休暇が半期に1日、長期休暇が連続5日間ありましたが、その他の有休は病気や子供の事情などがないと取得しづらい雰囲気でした。

この仕事で、働いているときに困ったこと

子持ち、妊娠中女性ばかりが優遇されているように感じました。

子持ちの女性社員は子供の体調や行事で有休や時間休を使うことが多かったのですが、1日中子供といるかというとそうでもないらしく、用事が終わった後は買い物を楽しんでいると聞きました。

また、妊娠中だからと予告なく休む女性が多く、上司からもきちんと通達がないため、なぜ休んでいるのかいつまで休むのかなどがわからず、当時独身で子供もいない私は不公平感を感じていました。

女性が働きやすい職場として地元では名が挙がる企業でしたが、負担はすべて独身女性にかかっており、上司も自身が子持ちだからかフォローの言葉が少ないのが気になりました。

この仕事や職場でよかったこと

一般職なので実家から通えなくなるほどの転勤はなく、金銭的な面や生活面では余裕がありました。

また土曜日に行われる研修や社内イベント(ソフトボール大会やフットサル大会、マラソン大会)が多かったことも、当時は憂鬱でしたが支店内の仲が深まるきっかけになっていたと思います。

部活動として陸上部や野球部、ブラスバンド部があったので、普段ほとんど交流のない他支店の同僚や先輩とも仕事を忘れて交流できたこともよかったです。

「上場企業(金融業界)の事務職兼営業職」の仕事エピソード

お客様のお金を取り扱うことが多いので神経を使うことが多かったです。

また、お客様からすれば面倒くさい書類の記入も、こちらのマニュアル上は必須だったり端末の操作が進まなかったりするので、こちらのミスで書類を書き直してもらったり、訂正印をもらいに自宅に伺うこともありました。そのせいでお客様に怒鳴られたり支店内で大声を出されることも多く、絶対にミスをしてはいけない人か、こちらの事情を汲んでくれる人かなどよく人を見るクセができました。

一方私自身の人柄を気に入ってくれて会いに来てくれたり、お話をしにきてくれる人もいました。中には飛行機に乗って約束の日に契約をしにきてくれたりわざわざ挨拶に見えたことは嬉しかったです。

退職の事情や理由について

一般職採用で給料が低いにもかかわらずノルマに追われ、営業活動をしないと仕事をしていないとまで言われることに嫌気が刺していました。

ちょうど結婚も決まり相手は県外に住んでいたため、退職することにしました。

「上場企業(金融業界)の事務職兼営業職」の職場恋愛について

職場結婚している人はだいたいひとつの支店に1組(1人)くらいいました。

職場恋愛がバレたり、結婚すると別々の支店へ異動させられるようで、隠して付き合っている人が多かったです。また職場内で不倫している人もいると噂で聞きました。

職場以外では学生時代からの付き合いや友人からの紹介で恋愛をしている人が多いです。特に男性社員は、結婚している方がお客様からの信頼が厚くなり、箔がつくということもあり、中にはお客様からの紹介で恋愛、結婚している人もいました。

まとめ ー「金融業界の事務職兼営業職」を目指す方へメッセージ

人と話すのが好きで、お客様のいろいろな相談に乗ってあげたいという人にはおすすめの仕事だと思います。

反面、事務ミスや書類をなくしたりすると次の日に直しておこうというわけにいかず、お客様に連絡が取れて訂正してもらわなければ帰れない、職員全員で捜索して見つかるまで帰れないということはザラなので、常に「念の為」「いちおう」という慎重な気持ちを持って仕事をしてほしいです。

本記事は、2018年11月1日時点調査または公開された情報です。
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