「動物ふれあい施設」で働く「飼育スタッフ」の仕事内容・給料レポート

動物園の動物ふれあい施設で正社員として働く、女性の「飼育スタッフ」によるキャリア体験談レポートです。

今回は、その「飼育スタッフ」の仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

動物園の動物ふれあい施設で正社員として働く、女性の「スタッフ」によるキャリア体験談レポートです。

「動物ふれあい施設の飼育スタッフ」を目指した理由

小さい頃よりインコ、ハムスター、ウサギなどの小動物を飼育していて、動物が好きでした。

高校の進路相談の際に専門学校を知り、入学し、動物の飼育スタッフを目指しました。

「動物ふれあい施設の飼育スタッフ」の仕事内容について

私の働いていた会社は小さい動物がメインのふれあい施設が多かったため、動物の飼育管理(体調管理、ブラッシング、シャンプー、爪切り、餌の調節など)はもちろんお客様への接客(動物の説明、馬に乗れるライドの補佐など)やパフォーマンスなども重要視され、営業時間は常に行っていました。

ふれあい施設は動物たちにストレスがかかると思われがちですが、トレーニングを行うことでストレスなくふれあいをすることができるようになります。そのための動物たちへのトレーニングも行っていました。

パフォーマンスでは動物の性質を活かしたショーなども行っていました。そのために動物のトレーニングやMCのトレーニングもおこないました。

定期的に接遇研修などもあり、動物園というよりもテーマパークに近かったです。動物とお客様という両方の立場を一番に考えて、その架け橋となって魅力を伝えるように心がけていました。

また怪我をしたり病気になった動物たちの治療も獣医の指示を受けておこなっていました。そして、定期的に移動動物園や老人ホームなどへのアニマルセラピーも行っていました。

「動物ふれあい施設の飼育スタッフ」の1日の仕事の流れ

電車で20分程職場近くの寮に住んでいました。

7時50分 家を出て職場に到着後、着替えて、担当動物の状態確認
8時30分 朝礼
※朝礼後は開園時間までに動物たちを夜間に寝ている部屋から開園中に展示しているエリアへ移動させて、夜間の部屋の掃除をします。その際に朝ごはんを与えます。
10時 開園
※開園中はお客様の接客や動物の健康確認、ブラッシングなどを行い、こまめに餌も与えます。
11時 昼休憩(1時間)
12時 ショーの準備(動物のスタンバイなど)
12時30分 ショー(30分程)
※ショーの後は写真撮影などもしてました。
13時30分 ウマのライド
※普段は放牧してますが、ライド中は繋いで鞍などをつけます。
14時30分 ショーの準備
15時 ショー
16時 動物の夜の部屋の準備(夜ご飯も設置)
17時 動物達を夜の部屋へ移動し展示エリアの掃除
18時 終礼
18時30分 着替えて帰宅

この仕事の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、勤続12年で月給は28万円(残業代込)です。ボーナスは80万円で、年収は420万円でした。

ちなみに、初任給は月給が16万円で入社5年ほどはボーナスもありませんでしたが、会社が安定してからは給料も上がり、ボーナスも出るようになりました。

また、営業時間に応じて残業もありました。

有給は取れませんでしたが、シフト制なので希望休は取れました。

この仕事で、働いているときに困ったこと

ふれあいできる動物が多かったため、多くのスタッフがエリアに付き、ふれあい方などの説明を行っていても動物を乱暴に触るお客様や人の食べ物を動物たちに与える方がいて、注意しても一度でやめてくれない方への対応には困りました。

またスタッフの入れ替わりが多かったため、技術や知識などが継承されずに困りました。

外で働いていたため、夏の暑さは耐え難く、動物達も人にも日陰などを増やすように頼んでいたが工事の関係でなかなか進まずに大変でした。

この仕事や職場でよかったこと

会社が安定してからはボーナスも貰え、福利厚生も良くなり、給料も上がり、公務員よりはもちろん少ないですが他の同業種と比べればかなり良い待遇だったと思います。

社員旅行もあり、野生動物観察ツアーなどに連れて行ってもらえました。また、社員同士の仲もよく、上司からもさまざまな話を聞けて知識も増えました。

有給はあまり取れなかったのですが、希望休は取れたので海外旅行などにも行けました。

休みが少なかった時は年度末に休みの買い取りをしてもらえました。

「動物ふれあい施設の飼育スタッフ」の仕事エピソード

感動したことは沢山ありますが動物のトレーニングをしていて少しでも動物の成長が感じれると嬉しかったです。

たとえば全然懐いてなく、姿を見ただけでも逃げていた鳥が自分の手の上から餌を食べてくれた瞬間など、小さい成長でもとても感動しました。この少しの成長の連続がとても大切なのです。

またお客様に「ありがとう」や「楽しかった」「感動したよ」など、声をかけてもらえた瞬間も感動しました。ショーなどをしていて、「動物よりもスタッフさんがすごい!」などと言ってもらえた時はもちろん動物が主役なのですが、トレーニングはかなり大変ですのでとても嬉しかったです。

「動物ふれあい施設の飼育スタッフ」の職場恋愛について

職場恋愛や他の同業種との恋愛は多いように思います。

職場には女性が8割と多いですが、男性はほとんど職場内に彼女がいました。また社内結婚もかなり多かったです。若いスタッフが多く、仕事終わりにサークル活動などもありました。

また他の園館との交流会も年に数回あり多いためそこでの出会いもあるようです。

私は同業種は考えれなかったため、外での出会いを求めました。

まとめ ー「飼育スタッフ」を目指す方へメッセージ

子供たちからも憧れられる仕事です。

頑張ってください。

本記事は、2018年11月26日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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