「東証二部上場の自動車メーカー」で働く「総務事務」の仕事内容・給料レポ

東証二部上場企業の自動車メーカーで働く、中途入社した女性の「総務事務職」によるキャリア体験談レポートです。 今回は、その仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

東証二部上場企業の自動車メーカーで働く、中途入社した女性の「総務事務職」によるキャリア体験談レポートです。

ちなみに、その方は、社会保険労務士の資格を持っているそうです。

「自動車メーカーの総務事務職」を目指した理由

始めに入社した会社で総務部に配属されました。そこで会社の管理部門(総務・人事)の魅力に気づきました。そして、専門知識を付けたいと考え社労士の資格を習得します。

次は、より大きな組織の管理部門の仕事に携わりたいと考え、上場企業へ転職しました。

「自動車メーカーの総務事務職」の仕事内容について

本社管理部門の人事・労務課で働く総務の仕事内容は、社員の給与や福利厚生、人事などに関する業務を行います。

まず労務課では、社員一人一人の勤怠を管理し、そのシステムの保守運営も行います。次に給与計算システムを使って、社員の給与管理を適切に行います。これは社員の給与に関わることなので、最も重要な業務です。またこの給与計算では、社会保険(健康保険や厚生年金)の計算管理も含みます。

そして年末になると、社員から提出される年末調整に必要な書類を回収し、それを基に、源泉徴収票を作成します。同時に役所への提出も行います。

その他の業務として、健康診断の案内業務や住民税の管理などがあります。

次に人事課では、新卒・中途採用業務を行います。求人票の作成、就職支援企業との打ち合わせ、書類選考、面接の段取り、内定者へのメールフォローなど、採用に関わる業務を担います。

また、入社手続きや退職者手続きも行います。新卒者に対しては、入社後にフォローアップ研修を行います。さらに、管理職対象の社内研修を企画立案します。

「自動車メーカーの総務事務職」の1日の仕事の流れ

6時45分:自宅を出て、バスと電車で通勤
8時15分:会社到着
8時45分:全体朝礼
9時~9時30分:部内ミーティング
※月・週の業務スケジュールの確認や入社・退職者の情報共有を行います。
9時30分~11時45分:給与計算や勤怠管理等の事務処理
11時45分~12時45分:会社ビル内の社食で昼食
12時45分~17時30分:外部システム会社との打ち合わせ 事務処理
17時30分~18時30分:残業
※ノー残業デーの水曜日を除いて、残務処理を行います。
18時30分~19時15分:専門学校(大原)へ移動
19時15分~21時30分:スキルアップのため、資格取得(税理士試験)の勉強
22時30分:帰宅
24時:就寝

「自動車メーカーの総務事務職」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、月給が30万円(残業代別)で、残業代は5万円/月平均でした。ちなみに、ボーナスは150万円で、年収570万円でした。

残業はノー残業デーの水曜日を除いて、ほぼ毎日1時間ほどありました。

有休休暇は月末・年末のような忙しい時期を除いて、事前に申請すれば好きな時に取れる雰囲気でした。

この仕事で、働いているときに困ったこと

給与管理システムが不具合を起こし、社員の勤怠情報から給与情報まで全てのデータが消失してしまった時はとても慌てました。

この管理システムは外部のシステム会社にほぼ丸投げしていたので、すぐに呼び寄せ、原因究明とデータ復旧を指示しました。年末調整と重なる時期でシステム復旧を待てない状態だったので、手計算・手入力できるものは手動で行うなど対応に負われましたが、その場はなんとかしのぎ切りました。

その後、幸いにもバックアップデータ(サーバー)は取ってあったため、システムは復旧され事なきを得ましたが、部内は混乱状態でした。

この仕事や職場でよかったこと

資格取得のために通っていた専門学校で知り合った中小企業勤務の友人曰く、お金が掛けられない会社は、給与計算システムも簡易的なものが多いそうです。その分、手動入力や手書きの業務が多くなり、非効率になりがちとのことです。

それに比べて私の会社では、常に最新のシステムに入れ替え、完全自動化を目指しているため、その恩恵を受けられていると感じました。勤怠管理もすべて自動ですし、給与計算も基本的には自動算出されます。

こちらは、そのシステムにバグが無いか?内容は合っているか?のチェックだけを行うので、仕事量・ミスの頻度も少ないと思います。

「自動車メーカーの総務事務職」の仕事エピソード

IT化が進み、その中身が高度化してきた2012年に、社内のシステムを一新することになりました。

このシステム変更は、総務部だけでなく、経理部や営業部など社内全てのシステムを対象とするもので、大掛かりなものでした。簡単に「交換」というわけにはいかず、旧システムから新システムへスムーズにシステム移行できるよう、事前準備が必要です。

そこで、社内プロジェクトが立ち上がり、各部署から担当が派遣されることになり、私が総務部の代表に任命されました。通常業務との掛け持ちだったので、その時間配分がとても大変でした。残業時間も増えかなり辛かったですが、最終的にはシステム移行に成功し、会社の業務レベルを向上させることに貢献できたのです。

社内表彰もされましたし、あの時の達成感は一生の思い出となっています。

「自動車メーカーの総務事務職」の職場恋愛について

社員数が500人を超える会社なので、良い人と出会える確率は高かったと思います。他部署では年に1組程度の社内恋愛を耳にしました。

社風としては自由な雰囲気があり、社内恋愛に対して寛容なところがあるので、恋愛はしやすかったと思います。ただ総務部は、部長と課長を除いて女性しかいなかったので、部内での恋愛はありませんでした。部内では一人、外部システム会社の担当者とお付き合いしていた社員がいました。

私は資格取得のために通っていた専門学校で出会った男性と気が合い、お付き合いまで行った経験があります。

まとめ ー「自動車メーカーの総務事務職」を目指す方へ

総務部は数字管理などの細かい作業が多く神経を使う職種ですが、会社を陰から支えているという喜びを持てます。

また、人事採用にも関わるので、経営者に近いポジションで仕事ができます。

専門知識など勉強しなくてはいけないことは多いですが、経験と知識があれば年齢を重ねても転職先があるというメリットがあるので、ぜひ頑張ってください。

本記事は、2018年12月21日時点調査または公開された情報です。
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