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「ペット系専門学校」で働く「講師業」の仕事内容・給料レポート

ペット系専門学校で正社員として働く、女性の「講師業」によるキャリア体験談レポートです。

今回は、その「講師業」の仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

2019年01月03日更新

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目次
はじめに
「ペット系専門学校の講師」を目指した理由
「ペット系専門学校の講師」の仕事内容について
「ペット系専門学校の講師」の1日の仕事の流れ
「ペット系専門学校の講師」の給料・残業・有給休暇について
この仕事で、働いているときに困ったこと
この仕事や職場でよかったこと
「ペット系専門学校の講師」の仕事エピソード
「ペット系専門学校の講師」の職場恋愛について
まとめ ー「ペット系専門学校の講師」を目指す方へメッセージ
「ペット系専門学校」で働く「講師業」の仕事内容・給料レポート

はじめに

ペット系専門学校で正社員として働く、女性の「講師業」によるキャリア体験談レポートです。

ちなみに、その方は、愛玩動物飼養管理士1級と、ITパスポート、ホームヘルパー2級、学芸員の資格を持っているそうです。

「ペット系専門学校の講師」を目指した理由

子供のころから動物が好きで動物について学びたいと思い、理系大学に進学しました。

就職活動の時期になって、学んだ知識を生かしたいと思っていたところ、専門学校の講師職がありました。

講師であれば自分の知識を存分に生かせると同時に、動物を取り巻く環境についての啓蒙活動も成すことができると思い、希望しました。

「ペット系専門学校の講師」の仕事内容について

アニマルセラピー科に配属され、主な業務は学生への授業と実習、担任業務としての学生管理です。

事務作業としてライセンス試験や定期試験の作成、出席管理、学校行事の立案や運営などがあります。

そのほか、体験授業やホームページ管理などの広報関係の仕事もしていました。生体管理業務は日常的にあり、テーマパークも併設していたのでそちらのシフトに入って接客することもありました。

授業は配属された科の内容に合うものを行います。既存の授業を引き継ぐ場合もあれば新規授業を立案する場合もあります。年間計画に合わせて組み立てていきます。

生体管理は犬の健康状態のチェック、クレートの掃除、犬舎内の掃除、散歩、トレーニングと多岐にわたります。学生の実習の一環として行うので学生に指導しながら行います。

学校行事関連では年間計画や新しいイベントの企画も行います。動物園への遠足などに引率したり、学院祭を作り上げたりと楽しいイベントもあります。

「ペット系専門学校の講師」の1日の仕事の流れ

平日の場合

8:00 出社 朝礼
8:30 担当学年のホームルーム
8:40 学生と犬のケア、清掃の実習
※実習の後は講義なので、自分が担当する授業があれば授業に入りますが、なければ職員室で事務作業を行います。
12:00~ 昼休憩(1時間)
13:00~ 授業または事務作業
15:00~ 学生とともに校舎内の清掃
15:30~ ホームルーム 学生帰宅
※以降は職員室でその日の授業、実習の日報を作成したり、テストの採点、出席の管理、学校行事に関する事務作業などを行います。また、自分が所属する科が担当する犬のケア、管理も行います。
16:30 終業時刻
※残業で19:00を過ぎることも多くあります。学生のトラブルや悩み相談がある場合は夜遅くまで対応することもあります。

休日の場合

授業がありませんが犬はいるので学生が交代でケアをしに登校します。

8:00 出社 朝礼
8:30 学生と一緒に犬のケア、清掃
※日中は職員室で事務作業がメインになりますが、体験授業が入っている日はそちらに回って学校見学者に学校の紹介や施設案内、実習体験などを行います。
15:00~ 学生とともに校舎内の清掃
16:30 終業時刻

テーマパークに入るシフトの日

9:00 出社、犬の給餌、外に出す作業、清掃
※開園後は各ブースをローテーションして接客にあたります。閉園後、犬をクレートに戻し、給餌と園内の清掃などを行います。
17:30 退社

「ペット系専門学校の講師」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、月給が25万円程度で、ボーナスはあったりなかったりで、あっても給与の0.3ヵ月分くらいですので年収としては300万円ちょっとです。

残業手当はありません。

月7日の休みで年間休日は84日です。生体がいるので土日出勤はローテーションであり、年末年始も同僚と相談して交代で出勤します。

有給はありますが、基本的に授業や犬の世話があるので、冠婚葬祭や病欠の時くらいしか使いません。

この仕事で、働いているときに困ったこと

休みが取れないことと、休みが少ないこと、給料が低いことが困っていたことですが、当時はそんなものだと思っていました。

残業は当たり前だったのですが、残業手当がなかったので、そこが少しでもあれば違っていたかと思います。

例えば犬の出産予定日では、なかなか生まれてこず、夜中の2時まで業務にあたっていたこともあります。黒字経営になるほど学生も獲得できていなかったのでそこを改善したかったです。

そのために社員全員がアイディアを出し合って一所懸命業務にあたっていました。

この仕事や職場でよかったこと

教育サービス業なので社会に貢献している誇りは得ることができます。

また、ペット系専門学校に入学する学生は学力が高くない生徒や問題を抱えている生徒も多いので、一人ひとりと向き合いながら仕事をします。

給与や待遇の面では不遇の職だと思いますが、学生から感謝される喜びは他には代えがたい大きな喜びです。「先生でなければ卒業できなかった」とか、「先生が救ってくれた」と言われることもあるので貴重な職業だと思います。

また、教育機関であると同時に会社でもあるので利益の追求も行います。公立学校職員とは違い会社員としての資質も養われる点はとても良いと思います。

「ペット系専門学校の講師」の仕事エピソード

大変だったことは、一筋縄ではいかない生徒を無事にライセンスを取らせて卒業させることです。

高校生の時に不登校だったりコミュニケーションに難があったり、やんちゃだったりする学生がいるのでモチベーションを維持させて退学しないように気を配ることは大変です。

学力が低い学生にも根気よく教えていかなければいけません。命を扱う職業に就くという意識を分かってもらうことが大変です。

ある時、一人の女学生が人間関係に躓いて退学したいと言ってきました。日頃から悩みを抱えやすいタイプでありその度に励ましたり諭したりしながら接していましたが、その時は3時間もの個別面談を行って気持ちを聞いてあげたり私の考えを伝えたりしました。

結局退学は思いとどまってくれました。卒業時に「先生ありがとう」と学生からも、その母親からも言われたときはとても嬉しかったです。

失敗したことは、やんちゃ系の男子学生が彼女とのいざこざによって授業に身が入っていないとき、呼び出して事情を聴いたのですが、プライベートに首を突っ込まれたと怒らせてしまったことです。

面談途中で机を大きく叩き、退室してしまいその後もロッカーを蹴るなど少し暴力行為が見られました。

学生の特徴をもっと理解して話し方を工夫していれば防げたことなので失敗でした。

「ペット系専門学校の講師」の職場恋愛について

職場恋愛は少なからずありました。

実際に結婚された方が二組います。噂になったケースが1~2組です。多い方ではないと思います。

忙しい職場なので出会いは会社の中だけという印象があります。同じ課の中でというより違う課の方と実はお付き合いしていたというケースばかりでした。

20代の若い世代が多い職場だったので、大学からの知り合いの方と続いているというケースもあったようです。

終業後に出会いを求めて飲み会などはあまりなかったように思います。

まとめ ー「ペット系専門学校の講師」を目指す方へメッセージ

正直、給料や休みは少ない職業です。

しかし、命に関わる職業に就く学生を自分の力で育てていくのだという強い思いを持って仕事ができます。

また、学生の人生に関わることができ、学生を救ってあげることもできて大きな感謝を得ることもできます。

何よりも誇らしいことだと思いますので魅力ある職業だと思います。

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