「上場ブライダル企業」の「ウェディングプランナー」の仕事内容・給料レポ

東証一部上場企業のブライダル業界で中途入社し働く女性の「ウェディングプランナー」によるキャリア体験談レポートです。 今回は、その仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

東証一部上場企業のブライダル業界でキャリア採用で就職した女性の「ウェディングプランナー」によるキャリア体験談レポートです。

ちなみに、その方は、レストランサービス技能検定と、接客サービスマナー検定の資格を持っているそうです。

「ブライダル業界のウェディングプランナー」を目指した理由

大学卒業後ホテルに入社し、ホテルウェディングのプランナー職に就きました。

ホテルは宿泊や宴会、レストラン等幅広い事業を展開しているため、もっとブライダルに特化してプランナー職を突き詰めていきたいと考え転職しました。

「ブライダル業界のウェディングプランナー」の仕事内容について

ゲストハウス専門のブライダル会社で固定の店舗(結婚式場)にてプランナー職としての仕事内容は、営業、プランニング、式当日の統括が主な業務です。

まず営業は、新規で式場の見学を希望しているお客様への館内のご案内、見積り作成、気に入っていただけた場合には契約を行います。他の会場と比較検討される場合には、その後お電話やメールや手紙にて再度アプローチし、契約獲得を目指します。

プランニングは、自身で契約を獲得したお客様と結婚式の約6ヶ月前より打ち合わせを行います。具体的にどういった結婚式にするのか、内容や使用するアイテムをひとつひとつ決め、その都度見積書も作成します。引き出物などの外注商品に関しては発注書を作成して取引先へ依頼します。ドレスやヘアメイク、装花、料理に関しては、専門部署のスペシャリストを交えて打ち合わせを行いました。

式当日の統括は、まず新郎新婦をお迎えしてお支度を開始させます。その後、会場セッティングのサポートとして引き出物や席札のセッティングにミスがないかの確認、装飾品(装花や持込の飾り)の設置等の最終確認を行います。

親御様や受付係のゲスト、余興担当のゲストが到着されたらご挨拶をし、挙式や披露宴に入るスタッフの進行の最終チェックをします。

挙式、披露宴中はインカムを使用し、常に進行に遅れやアクシデント発生していないか確認をします。何かイレギュラーが発生した場合には、瞬時に判断をし担当者へ指示を出します。

新郎新婦のご様子も頻繁確認しご体調面にも気を配ります。無事にお開きになりましたら新郎新婦およびゲストをお見送りし、会場の片づけをして終了となります。

「ブライダル業界のウェディングプランナー」の1日の仕事の流れ

結婚式当日の場合

5時半:自宅を出て電車にて通勤する
6時20分:到着
6時30分:式場内の電気や空調を点ける
6時40分:担当のヘアメイクさんに挨拶してお支度部屋をチェックする
7時:新郎新婦お迎え、ドリンク提供
7時10分:当日の持込品をお預かりして内容チェック
7時20分:挙式会場と披露宴会場のチェックやセッティングサポート
8時30分:電話伝言やメールチェック
9時:他のプランナとの朝礼
9時30分:挙式や披露宴スタッフとの進行確認
10時:挙式開始
10時30分:披露宴開宴
13時:お開き
13時15分:会場の撤収作業サポート
13時50分:新郎新婦お見送り
14時30分:新規お客様のご案内や見積り作成
17時半:既契約の新郎新婦との打ち合わせ①や見積書作成
19時半:既契約の新郎新婦との打ち合わせ②や見積書作成
22時:メールチェックや発注書、請求書作成等の事務業務
25時:終業

この仕事の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、月給が24万円(残業代込)で、賞与は年2回で計48万円でした。ちなみに、年収は約336万円でした。

休日出勤は日常的で休みはほとんどありません。また、残業は月200時間を超えることもありました。そして、有給休暇はほとんど取れず、退職時にまとめて取得しました。

この仕事で、働いているときに困ったこと

自身で新規の営業(お客様のご案内)をして契約を獲得しなければプランニングもできないため、まずは契約獲得が大変でした。

そして営業には波がつきものです。時期によって担当の婚礼数にばらつきがあることで同僚との業務量に差が出たり、労働時間が異常に増加してしまったりと、自身で業務量の調整がしずらいことは常に課題でした。

また、ミスは絶対に許されず最終的な責任は担当プランナーにあったため、一年中常に気を張っている状態でした。

健康管理や精神状態の管理も大変でした。

この仕事や職場でよかったこと

新郎新婦はじめゲストの方々に喜んでいただけることや最高の笑顔を見せていただけることです。結婚式という一日のために努力を重ねてきて本当に良かったと思える瞬間でした。

また、同僚や先輩・後輩の年齢が近かったため、感覚や世代のギャップを感じることがあまりなく、風通しの良い職場だったと思います。

上司も柔軟性を持っていましたので、意見交換や新しいアイディアも出しやすく、良いものであればすぐに反映されるスピード感もあり、やりがいにつながりました。

「ブライダル業界のウェディングプランナー」の仕事エピソード

結婚式というたった一日の中でとてもたくさんの笑顔の瞬間に立ち会えることは、毎回本当に感動することでした。

新郎新婦と親御様やご親族をはじめとしたゲストの方との絆を感じられることも感動で心が温まります。

大変だったことは、両家の親御様がとても世間体を気にする方々で、すべての打ち合わせに同席されたことがありました。新郎新婦の希望をベースに、親御様の意見も汲み取りながら様々なご提案をすることには毎回細心の注意を払い非常に神経を使いました。

自分の親世代の方と対等に話をしなければならないため、自分自身のマナーや知識なども問われました。

退職の事情や理由について

結婚を機に家庭との両立が困難であることから退職しました。

「ブライダル業界のウェディングプランナー」の職場恋愛について

職場での恋愛や結婚は少なかったです。プランナー職がほぼ女性だったことが理由にあると思います。ただ、会社内の別部門のスタッフや同業界の取引先の方とお付き合いしている同僚はいました。

職場以外では学生時代からのパートナーなどと長くお付き合いしている人が多かったように感じます。理由としてはとにかくほぼすべての時間を仕事に注いでいて気力・体力共にギリギリの状態でいることが多いため、新たな出会い(紹介や合コン)へネガティブになりやすい状況でした。

まとめ ー「ウェディングプランナー」を目指す方へメッセージ

新郎新婦をはじめ多くの方に喜んでいただける本当に素敵な職種ではありますが、とにかく強い精神力としっかりとした健康管理が必要です。

自己犠牲の精神がないと務まらないと思いますが、それでもプランナー時代の経験は自分の宝物です。

本記事は、2019年1月31日時点調査または公開された情報です。
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