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女性自衛隊員として大変だったこと5つ(女性隊員レポート)

元・女性自衛官インタビュー特集、第七回のテーマは、「女性自衛隊員として大変だったこと 5つ」です。

例:「演習参加と仕事への誇り」など自衛隊員としての誇りを強くもって働かれたことがうかがえるインタビューでした。

2019年07月29日更新

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目次
はじめに
大変だったこと1「体力」
大変だったこと2「女性の体」
大変だったこと3「制約」
大変だったこと4「おしゃれ」
大変だったこと5「偏見」
まとめ
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はじめに

公務員総研による女性自衛官のインタビュー記事です。

現在は退職されていますが、当時のことを振り返ってもらい、今後、自衛官を目指すみなさまへ、実体験を元にした貴重なお話をいただきました。

今回のテーマは「女性自衛隊員として大変だったこと 5つ」です。

大変だったこと1「体力」

1つ目は、体力面です。

自衛隊入隊が決まってから、ある程度体力はつけていったものの、やはり大変でした。

入隊してから最初の3ヶ月間は、みんな女性ばかりで、きつい訓練だったものの、そんなに差はありませんでした。しかし、部隊に配属されてから男性隊員と共に仕事をするようになると、自分の体力の無さを痛感しました。

どんなに鍛えても、男性隊員に体力で追いつくことは出来ませんでした。追いつくどころか、逆に足手まといになっている気がしました。

それは、演習の時に1番感じました。荷物を運ぶにしても、男性隊員が1度で持てる量を、私は数回に分けて運ばなくてはなりません。私の分まで手伝ってもらう時は、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

甘えてはいけないと、勝手に無理して怪我をしたときもありました。結果、余計な仕事を増やしてしまっただけでした。

男性隊員、女性隊員それぞれの役割を受け入れるまでが、体力面では大変でした。

大変だったこと2「女性の体」

2つ目は、女性特有の体の問題です。

女性ですから、もちろん毎月生理がきます。演習でないときは問題ないのですが、最悪なのは演習と生理が被った時でした。

演習期間中は、長期間入浴出来ません。

ただでさえ、生理中は清潔にしておかないといけませんが、何日も入浴出来ないと衛生面が非常に心配でした。前もって演習と生理が被ると予想できるので、そうゆう場合の演習の荷物は膨大な量になります。

また、生理痛が激しいと更に大変です。私は生理痛が激しい方だったので、演習中に限らず、普段の仕事でも大変でした。

しかし、上司に言える事でもないので、薬を飲んでひたすら耐えました。ただ、女性が多い職種だと、相談しやすい場合もあります。

大変だったこと3「制約」

3つ目は、仕事上での制約があるということです。

体力面で大変だった所も含まれますが、自衛隊ならではの特殊な制約もありました。

例えば、第1戦部隊で活躍するのは、やはり男性隊員です。今は変わってきていると思いますが、私の頃は戦車には乗れませんでした。

体に配慮しての事と分かっていましたが、自衛隊に入ったからにはどうしても差をつけて欲しくないと思っていました。男性隊員のようにカッコよく活躍したいと思いました。

行事の支援に行っても、女性隊員の多くは接待の仕事に行きます。普段は、接待とは程遠い仕事をしているので、そういった時は大変でした。

お茶の出し方やお辞儀の仕方、部屋への入り方等覚えるのが大変でした。やっと覚えた頃にまたいつもの仕事に戻るので、なかなか身に付かなかったのを覚えています。

大変だったこと4「おしゃれ」

4つ目は、おしゃれが出来ないということです。

まず、自衛官は髪を染めることが出来ません。18歳から自衛隊に入りましたが、高校卒業して周りの友人が髪を染めたりパーマをかけたり、おしゃれを楽しむ中、私は髪を染めたりすることなく短く切りました。男性と変わらないくらい切らなくてはいけませんでした。

教育期間中は、髪の毛を乾かす時間も無いくらいだったので、利便性的には短くて良かったですが、切るときは悲しかったです。教育期間が終われば、ある程度髪型自由は認められてきました。

服装面でも、決まりがありました。肌を露出してはいけなかったり、靴もサンダルのような物は認められなかったりと、いろいろ厳しかったです。

メイクも、普段は出来ないので、休みのだけするので、なぜか違和感のあるメイクになってました。

おしゃれを楽しみたい年齢の時に、色々と制限されたのは、大変でした。

大変だったこと5「偏見」

5つ目は、偏見を持たれた事です。

世間では、自衛隊と言えば男社会です。そんな中に自ら選んで入るのですから、中には「男目当てで入ったんでしょう」「選び放題で良かったね」等と言ってくる人もいたのです。

女性自衛官って、みんなそうゆう目で見られているのかなと不安になった時期もありました。職業をいうのをためらっていた事もありました。

今は、女性自衛官も多くなってきて、昔のように偏見を持たれることも少なくなってきていると思いますが、当初は精神的に辛く、大変でした。

まとめ

いかがでしたか。

女性自衛官として働いていた当時を振り返っていただき、実体験についての貴重なお話を伺いました。

以上、元・女性自衛官による「女性自衛隊員として大変だったこと 5つ」でした。

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