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【高校の先生(公民科)に聞きました!】仕事でやりがいに思ったこと3つ

どんな仕事にも、「やりがい」というものが存在します。そして、それは高校の先生という職業も例外ではありません。

本記事では、公民科を担当する高校の先生に、仕事で感じたやりがいをコラムにして書いてもらいました。

2019年11月09日更新

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目次
はじめに - 高校の先生によるコラム
やりがいその1:クラスについて
やりがいその2:職場について
やりがいその3:授業について
まとめ

はじめに - 高校の先生によるコラム

「高校の先生」という仕事をする中で、筆者がやりがいを感じた瞬間はたくさんあります。教師という職業は、大変な面もありますが、本当にやりがいに溢れた仕事だと思います。

今回は、「全日制高校」と「定時制・通信制高校」の両方で勤務経験を持つ筆者が、仕事の中で特にやりがいに感じたことを3つ、紹介します。

やりがいその1:クラスについて

私はここでは高校教員としてのやりがいについて説明していきたいと思います。

まずはじめはクラスについてです。高等学校には大きく二つに分けられます。「全日制」と「定時制・通信制」です。

学科別で分けると「普通科」「専門学科」「総合学科」があります。私は「全日制」「定時制」と両方を経験しましたので、それぞれのやりがいについて述べていきたいと思います。

全日制でのクラスのやりがい

全日制でのクラスのやりがいとしましては、まず1クラスの生徒の数が多いですので、何か一つの目標などを達成した時の喜びや感動は大きく感じることができました。

例えば、体育祭では、各種目ごとに選出される生徒がいる中で、それぞれの種目ごとに本番までの放課後等を使用し、練習する光景がありました。そういった時間を少しずつクオリティが上がることと、クラスの一体感みたいなものが感じられ、生徒達の成長が見られます。こういった時に、青年達のポテンシャルや可能性を心から感じるきっかけになり、生徒達への想いが増すきっかけにもつながりました。

そして、本番の日になると、普段は表現が苦手の子や、頑張ることに対して積極的ではない子も、自分のクラスのためにと必死にパフォーマンスをし、時には声を出して応援も行い、一体感を感じることができた瞬間は、教師としての欲求が満たされる瞬間の一つであります。

体育祭以外の行事にも、こういったやりがいを感じられる瞬間はたくさんあります。文化祭や球技大会、修学旅行におきましても、個々の表情は普段とはまた違うく、クラスへの愛が増す大きなきっかけになることだろうと思います。

定時制でのクラスのやりがい

定時制の学校での勤務のやりがいとしましては、前述の全日制と同様、小規模ながらも体育祭、文化祭といった大きな行事は開催されます。

1クラスあたりの人数は、学校によって様々でありますが、私が勤めていた学校は10人〜20人程度でありました。人数が少ない分、全日制ほど活気が足りない部分はありますが、担任、副担任が生徒1人に費やせる時間は多いかと思います。

定時制の課程と全日制の課程の体育祭の大きな違いとして、定時制の課程は日没間近の時間帯からの開催ということです。そんな雰囲気での体育祭も、普通では味わえない雰囲気です。

また、定時制に通う生徒というのは、“比較的”様々な個性やバックボーンをもった生徒が所属している場合があります。中には、障がいをもった生徒もいます。そんな特徴をもつ生徒が、クラスの中で笑顔や感動、達成感の表情を見せてくれた時の喜びは、教師冥利につきる瞬間であります。

やりがいその2:職場について

先程の項目では「生徒」が中心についてでありましたが、次は「大人」にも少し注目します。

基本的に職員室や教科ごとの教科室で過ごす時間が多いですが、これも全日制と定時制での違いがあると感じました。

全日制でのクラスのやりがい

全日制での職員室の雰囲気ですが、全日制は生徒数も多いので、その分教員の数も多くいます。ですので、職員室内も生徒が登校している時間帯は動きが多く、活気のある雰囲気が感じられます。

若手からキャリアのある先生、そして自分の教科とそれ以外の教科の先生と多くの生きる教科書が職員室には存在しますので、一教員として、一人間として学べる機会は多くあります。

職員室の中だけとはいえども、一つの社会ですので、様々な人間性の人達がいますが、人数が多い分、孤立してしまう可能性は少ないと思います。

もちろん、民間企業のように、歓送迎会や忘年会等々飲み会がある学校がほとんどであると思います。学校外での飲みニケーションによって、仕事現場でさらに結束する機会があります。皆さん教育現場を仕事場としていますので、荒々しいお酒の飲み方も控える人も少なくないように感じます。

学校の先生は様々な仕事がありますが、少し一人になりたい時や少人数の教室に移って作業や研究、勉強をしたい時は、職員室とは別に、教科室にも自分の机がある場合が多いので、仕事のやりやすさもやりがいの一つであると思います。

定時制でのクラスのやりがい

そして定時制での仕事ですが、生徒数は全日制に比べると先程述べたように少ないので、教員の数も減ります。私の勤めていた定時制の高校では、全教員が一つの職員室で作業を行う形で、教科室も存在しませんでした。

全日制の高校では、人数が多いので、一人一人が出勤しているかや、現在どこにいるかなど、分からない所が多々あり、机と机の距離が遠い先生には中々コミュニケーションがとれないところもありました。

しかし、定時制では、先生同士の距離感が近く、瞬時に何かを伝えたい時なども、スムーズに比較的可能です。距離感が近いので、体調もお互いうかがえるので、信頼関係はきずきやすいと思います。

もちろん学年ごとにクラスが存在し、行事はクラス対抗の雰囲気もありますが、全教員が一丸となって成功させようという勢いも感じられます。人数が少なく、組織も小さいという一見弱点のようなところではありますが、逆にそれが強みとなっていると私は感じていました。

休みの日に、同僚たちと出かけたりすることもあり、教師という仕事の関係だけの者ももちろんいますが、生涯の友や師といった関係になることもあるように思います。

やりがいその3:授業について

昨今教育現場で求められるスキルとして、ICTの使用は必須となってきています。

私自身は、個人的に取り入れる時期が早く、周囲がICTという言葉に動揺している中、スムーズに対応することができました。デジタルの使用で、生徒達へのアプローチの幅はとても広がったと同時に、教員のスキルが試されるものとなったと感じます。

表現方法が増えたので、生徒にとって分かりやすく、接しやすく、楽しい授業環境作りができるようになりました。アクティブラーニングという流行語が飛び交う中、どのパターンで授業を行うと、生徒にハマるかを考え、もしそれがあたった時の感触は、とてもやりがいを感じるきっかけの一つになります。

たとえ、いまいちのできだったとしても、作り直していくことで、クオリティは上がっていくので、自分がつくったプリントやパワーポイントといった作品が、生徒にはまると、とても嬉しく感じるはずです。

まとめ

いかがでしたか?

「全日制高校」と「定時制・通信制高校」の両方で勤務した経験を持つ筆者ならではの、高校教師という仕事におけるやりがいについて、紹介しました。

高校の先生を目指している方、高校の先生にとってのやりがいとはどんなものか知りたい方は、ぜひこの記事をご参考ください。

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