- 2018年5月1日
外交のスペシャリスト「外務省専門職員」の仕事内容
外務省職員の中には「外務省専門職員」といって、他の職員よりも担当国の言語や、担当地域の政治、経済、文化、そのほか世界の経済協力や軍縮などのそれぞれの専門分野に精通するスペシャリストが存在します。この外交の専門家の中の専門家とも言える外務省専門職員が、具体的にどのような仕事を担当するのか解説します。
「外務省専門職員(外交官)」は、特定の行政分野の業務に従事する「国家専門職」にあたります。
「外務省専門職員(外交官)」は、「外務省」に所属し、日本の国益のために世界中の国とやりとりをする「国家公務員」で、「外交官」ともいわれています。
外務省の総合職よりも、特定の国・地域に関する知識や語学力をより高度に習得し活かすことが求められています。
国家公務員である「外務省専門職員(外交官)」には、担当言語を母国語とする国の在外公館と外務省本省の勤務があります。
外務省本省の役割は、世界中の在外公館と連係し、日本の外交政策の企画・立案を行い、日本外交の全体を担うことです。大使館・総領事館・政府代表部などの在外公館は、各国と日本の現地窓口の役割を担います。
「外務省専門職員」は一般的には「外交官」とよばれる公職であり、異なる文化での外国の人々との政策交渉を行うため、語学力はもちろん、高く継続した学習意欲が必要です。
外交官には上記のような向上心や学習意欲だけでなく、相手国に信頼される人間力、教養力や色々なケースに対応する判断力も必要とされます。
国家公務員である「外務省専門職員(外交官)」になるには、外務省が独自に実施する外務省専門職員採用試験に合格し、採用される必要があります。
国家総合職試験を受けて、外務省に採用された場合も外交官となりますが、こちらは、キャリア外交官(外務省幹部候補生)として、本省勤務で政策全般と組織の幹部として活躍します。
国家公務員である「外務省専門職員(外交官)」の給料と年収は、定められた俸給と各種手当で成り立っています。
外務省専門職員(外交官)は、行政職俸給表(一)に該当し、俸給表の基準に従って給料の金額が決まります。
下記のページでは、基本の給料の他に、外交官にはどのような手当が付くのか、などについてもご紹介します。
》外務省専門職員(外交官)の「給料・年収・働き方」の記事一覧
外務省専門職員採用試験は外務省が実施している試験であり、出題レベルとしては、大学卒業程度の試験のようです。
外交官は職務上、語学能力が必須ですので、外国語試験が1次試験、2次試験ともにあるのが特徴です。外務省専門職員(外交官)の採用人数は、毎年実施である外務省から公式ホームページ上で発表されます。
外務省が、外交官の採用試験の実施のほか、採用案内などの発信も担当します。
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外務省職員の中には「外務省専門職員」といって、他の職員よりも担当国の言語や、担当地域の政治、経済、文化、そのほか世界の経済協力や軍縮などのそれぞれの専門分野に精通するスペシャリストが存在します。この外交の専門家の中の専門家とも言える外務省専門職員が、具体的にどのような仕事を担当するのか解説します。
一般的に「外交官」といわれる「外務省専門職員」は、日本の平和と国民の安全を守るために、国際社会の最前線で活躍する外務省所属の国家公務員です。本ページでは、その「外務省専門職員」になる方法や採用試験情報・仕事内容の概要について解説します。
外務省の国家公務員専門職の「外務省専門職員」の平均の月給料や年収モデル、参考初任給について解説します。いわゆるスペシャリスト外交官である彼らの平均給与月額だけでなく、平均年齢や平均勤続年数についてもまとめています。