鹿児島「メガソーラー火災」の特異性
鹿児島県伊佐市のメガソーラー(大型太陽光発電所)で2024年3月27日に起きた火災は、4月8日で発生から12日となったが、実況見分はまだ行われておらず、火災では消火活動のための放水ができず、自然鎮火するまで20時間以上を要し、爆発により消防隊員が負傷するなど、太陽光発電施設で災害が発生した際の対応の困難さが浮き彫りとなったというニュースがありました。
鹿児島県伊佐市とは?
鹿児島県伊佐市は、鹿児島県の北部に位置する市で、北に熊本県、東に宮崎県と県境を接しており、九州本土では鹿児島県の最北に位置しています。
鹿児島県伊佐市には曽木の滝や新曽木水力発電所などがあり、曽木の滝は見ごたえのある滝で、新曽木水力発電所はエネルギーの面白い側面を探求できる場所だそうです。
参考)鹿児島県伊佐市のサイト:https://www.city.isa.kagoshima.jp/
メガソーラーとは?
メガソーラーは、発電規模が1,000kW以上の太陽光発電システムを指し、未利用の広大な土地などに設置する、大規模な発電容量を持った産業用の発電設備をいいます。設置するためには数ヘクタールの広大な土地が必要となるそうです。
太陽光発電は、シリコン半導体などに光が当たると電気が発生する現象を利用し、太陽の光エネルギーを太陽電池(半導体素子)により直接電気に変換する発電方法で、日本における導入量は、近年着実に伸びており、2016年度末累積で3,910万kWに達し、太陽光発電導入の実績では、中国、ドイツとともに世界をリードしているとのことです。
参考)資源エネルギー庁のサイト:https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/solar/index.html
鹿児島県伊佐市のメガソーラーで起きた火災とは?
2024年3月27日、鹿児島県伊佐市のメガソーラーで火災が発生しました。
夜間売電するための蓄電施設が炎上し、鎮火まで約20時間を要しました。爆発で消防士4人が負傷し、さらなる二次被害を警戒して消火活動がままならなかったからだそうです。
経済産業省九州産業保安監督部によると、メガソーラーの建物火災は鹿児島県内では初めてで全国的にもまれだとのことです。
みんなの反応・SNSの反応
鹿児島「メガソーラー火災」についてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。火災のその後を教えてほしいや、どこが安全?などの声がありました。
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