国立大学法人「茨城大学」の基本情報(沿革・職員数など)

国立大学法人の職員を目指す方に知っておいてほしい国立大学法人「茨城大学」の基本情報について解説します。

国立大学法人「茨城大学」は、茨城県水戸市にある国立大学法人で、「茨城県立農科大学」と合併した大学です。


はじめに

国立大学法人「茨城大学」は、本拠地(大学本部/キャンパス)は、茨城県水戸市にあり、1949年に設置された国立大学です。

国立大学法人「茨城大学」の入試の偏差値は、学部によって変わりますが、47~57程度のようです。

今回は国立大学法人「茨城大学」に関する基本的な情報について解説します。

国立大学法人「茨城大学」の沿革について

国立大学法人「茨城大学」は、1949年(昭和24年)に創設され、1952年に「茨城県立農科大学」と合併し、「茨城大学」に農学部が設置されました。

その後、1985年(昭和60年)に東京農工大学大学院連合農芸研究科(博士課程)の構成大学となりました。

国立大学法人「茨城大学」の理念・スローガンについて

国立大学法人「茨城大学」の理念は、「真理を探究し、豊かな人間性、高い倫理性と社会性をもった人間の育成と『知』の創造、蓄積、体系化および継承に努め、」「多様な教育と高度な研究を展開し、世界の平和、人類の福祉ならびに自然との共生に貢献」し、「社会の変化に対応できるよう自己変革」することです。

国立大学法人「茨城大学」は、これを理念として掲げ、教育・研究・地域連携と国際交流・運営についてそれぞれ目的を定め、その実現を目指しています。

国立大学法人「茨城大学」の学章・校歌について

学章について

国立大学法人「茨城大学」の校章は、1949年(昭和24年)に学内で広く公募され、当時、教育学部教授の大道武男氏がデザインしたものが採用されました。

この校章は、野いばらの葉を図案化し、図中に大学の文字をいれたデザインとなっています。

なお、このほか、国立大学法人「茨城大学」には、「校章」とは別に広報・宣伝活動のシンボルとして作成された「茨城大学ロゴ・マーク」があります。

校歌について

国立大学法人「茨城大学」の校歌は、「天地にあまねき」で、昭和29年7月に制定されました。


この校歌は、作詞は、土岐 善麿さん、作曲は、平井 康三郎さんによって創作されました。

このほか、国立大学法人「茨城大学」には、第14回大学祭記念募集によって選ばれた学生歌「おおここぞ」があり、大塚 彰吾さんの作詞、亀山 紘一さんの作曲によって創作されました。

国立大学法人「茨城大学」の学長について

現在の国立大学法人「茨城大学」の学長は、「三村 信男(みむら のぶお)」さんです。

「三村 信男」さんの経歴は、1979年(昭和54年)に東京大学大学院工学系研究科博士課程を修了、1983年に東京大学茨城大学工学部土木工学科 助教授に就任、1984年に茨城大学工学部建設工学科 助教授に就任しました。

その後、1995年(平成7年)に茨城大学工学部利システム工学科 教授に就任、1997年に東京大学大学院工学系研究科 教授および茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター 教授に就任(併任)、2014年(平成26年)4月に茨城大学副学長に就任した後、2014年9月に茨城大学の学長に就任しました。

学長の「三村 信男」さんは、国立大学法人「茨城大学」の学生が、激しい社会の変化の中で卒業後も成長を続け、活躍出来るよう広い視野を養う教養教育を重視し、「教える」ことから「主体的に学ぶ」ことへの教育転換を図るなど、学生の成長を支援する多様な環境づくりに努めています。

なお、「三村 信男」さんは、国立大学法人「茨城大学」の第17代目の学長です。

国立大学法人「茨城大学」の本拠地・キャンパスについて

国立大学法人「茨城大学」の本拠地(本部キャンパス)を含め、4つのキャンパス「水戸キャンパス」「日立キャンパス」「阿見キャンパス」「東海サテライトキャンパス」があります。

水戸キャンパス

国立大学法人「茨城大学」の「水戸キャンパス」はメインキャンパスで、人文社会科学部、教育学部、理学部があります。

このほか、「水戸キャンパス」には、図書館、グローバル教育センター、キャリアセンターをはじめ、機器分析センター、共通教育センターなどが置かれています。

なお、「水戸キャンパス」は、茨城県水戸市にあり、最寄り駅は、「水戸駅」です。

日立キャンパス

国立大学法人「茨城大学」の「日立キャンパス」には、工学部があります。

このほか、「日立キャンパス」には、図書館、IT基盤センターなどが置かれています。

なお、「日立キャンパス」は、茨城県日立市にあり、最寄り駅は、「日立駅」または「常陸多賀駅」です。

阿見キャンパス

国立大学法人「茨城大学」の「阿見キャンパス」には、農学部があります。


このほか、「阿見キャンパス」には、遺伝子実験施設、多目的グラウンドなどが置かれています。

なお、「阿見キャンパス」は、茨城県稲敷郡阿見町にあり、最寄り駅は、「土浦駅」です。

東海サテライトキャンパス

国立大学法人「茨城大学」の「東海サテライトキャンパス」には、フロンティア応用原子科学研究センターが置かれています。

この「東海サテライトキャンパス」は、茨城県那珂郡にあり、最寄り駅は、「東海駅」です。

国立大学法人「茨城大学」の教職員数について

国立大学法人「茨城大学」の教職員数の総数は、約930人で、このうち職員数は、約290人で、教員数は、約640人です。

教職員採用に関する情報は、下記ページをご覧ください。

> 国立大学法人「茨城大学」の教職員数
http://www.ibaraki.ac.jp/generalinfo/resume/figure/staff2018.pdf

国立大学法人「茨城大学」の学生数について

国立大学法人「茨城大学」の学生数は、学部学生数は、約6,895名(うち外国人学生 約105名)で、大学院学生数は、約1,140名(うち外国人学生 130人)です。

国立大学法人「茨城大学」の学部について

国立大学法人「茨城大学」には 6つの学部があります。

1)人文社会科学部
2)人文学部
3)教育学部
4)理学部
5)工学部
6)農学部

国立大学法人「茨城大学」大学院について

国立大学法人「茨城大学」の大学院は、下記の通り、4つです。

1)人文社会科学研究科
2)教育学研究科
3)理工学研究科(博士前期課程、博士後期課程)
4)農業研究科

国立大学法人「茨城大学」の財務状況について

平成29年度の、国立大学法人「茨城大学」の収入は、約135億7,400万円でした。

その主な内訳は、運営費交付金、授業料・入学料および入学検定料、施設設備費補助金、委託研究などでした。

まとめ

いかがでしたか?

国立大学法人「茨城大学」は、地域に根ざした総合大学として、総合力を活かした一貫した教養教育と専門教育とを特徴とする国立大学です。

ちなみに、国立大学法人「茨城大学」出身の有名人は、今井 正さん、水田 三喜男さん、塚原 俊郎さん、島田 秀夫さんなどがいらっしゃいます。

国立大学法人「茨城大学」のウェブサイトのURL

http://www.ibaraki.ac.jp/index.html

そのほかの「国立大学法人」の基本情報はこちらです。

国立大学に関する記事一覧


本記事は、2019年7月15日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

茨城大学
気に入ったら是非フォローお願いします!
NO IMAGE

第一回 公務員川柳 2019

公務員総研が主催の、日本で働く「公務員」をテーマにした「川柳」を募集し、世に発信する企画です。

CTR IMG