- 2017年12月30日
【塀の中のお医者さん】刑務所勤務医が不足する意外な理由
刑務所に勤務する公務員の医師がいるというのはご存知でしょうか?受刑者が怪我をしたり病気になった時、刑務官にとっても頼みの綱である医師たち。刑務所にとって必要不可欠な存在ですが、その刑務所のお医者さんは不足傾向にあるようです。その理由とは意外なところにもありました。
刑務所に勤務する公務員の医師がいるというのはご存知でしょうか?受刑者が怪我をしたり病気になった時、刑務官にとっても頼みの綱である医師たち。刑務所にとって必要不可欠な存在ですが、その刑務所のお医者さんは不足傾向にあるようです。その理由とは意外なところにもありました。
戦後は多くの退役軍人の再雇用先となっていた刑務官のポストですが、その方々の退職とともに、新米の刑務官が大勢採用された時期があったそうです。ベテランには思いもよらないところに疑問を持つ新人たちのために、筆者たちは“ハウツー本”のような冊子を作ってあげたとか。今回はその内容の一部が垣間見えるコラムです。
受刑者の中には、刑務官を襲って刑務所の脱出を試みようとする者もいるそうです。そんな受刑者たちはどのようにして襲撃を企てているのでしょうか。また、実際に襲撃のターゲットにされた経験のある筆者が続けて欲しいと願う検査とはどのようなものなのでしょうか。
新宿と同じ大きさの刑務所があると聞けば、信じ難いと思う方がほとんどではないでしょうか?同じ刑務官として働いていた筆者も驚く北海道の刑務所「網走(あばしり)刑務所」の広大な自然と、その中でかつて行われた今では想像もつかない囚人たちの使命の歴史についてのコラムです。
平成18年に施行された「刑事収容施設及び被収容者の処遇に関する法律」は100年ぶりに新しく施行された刑務所に関する法律です。その新しい法律によって、刑務所の在り方が大きく変化したそうです。今までは「監獄」だった刑務所はある別の施設のように変貌を遂げたのだとか。今回はその様子がよくわかるコラムです。
刑務官を続けている中で、印象的な受刑者との出会いもあるようです。今回は、受刑者との交流という業務は簡単なようで、実はとってもハードで奥深いことを教えてくれるコラムです。受刑者「彼」の行く末にもご注目!
受刑者の生活全般を見守る刑務官には一般にはあまり知られていない驚きの業務内容があるようです。受刑者の不思議な暇つぶしの行動と、刑務所内のルールを守らせるためにそれを見破る刑務官との攻防戦。今回のコラムはなかなか聞けない貴重な業務のお話です。
受刑者への刑務官への信頼はとても厚いのだということが、最近の受刑者へのアンケート調査で明らかになったようです。今回のコラムは、その信頼性の高さを裏付ける、誠意ある刑務官の言動が受刑者たちの心を動かしたエピソードを紹介します。
刑務所の治安を守るのは刑務官の重要な業務ですが、受刑者は刑務所内での娯楽を求めるためにあの手この手で妨害してくるようです。今回は刑務官の小さな油断が大きな治安の乱れにつながりかねない、という教訓を与えられるコラムです。
長い刑務所生活の中で、受刑者が小動物の世話をすることがあります。生き物を可愛がるという事は本来とても素晴らしい事ですが、場所が刑務所であればそうは言っていられません。今回は摘発されても後を絶たない動物を可愛がる受刑者についてのコラムです。
世界一のスピードで高齢化の進む日本。介護士や医療施設の不足が叫ばれる昨今ですが、刑務所内も受刑者の高齢化によって様々な問題が起きています。今回は刑務所内の高齢化によって起こる問題と解決法についてのコラムです。
刑務所に収監されている受刑者であるとはいえ、人間である以上欲求を消し去ることは出来ません。今回は普段禁欲的な生活をしている、特に男性の受刑者たちの、塀の中における色恋と欲の発散についてまとめたコラムです。