消防士・レスキュー隊員とは?

「消防士」は、主に各市町村自治体に所属する地方公務員(消防職員)で、正しくは消防吏員(しょうぼうりいん)といい、「消防士」はその階級の一つです。また俗称として「消防官」も使われています。 「レスキュー隊」は、「特別救助隊」の通称で、人命救助のエキスパートで、通常、消防士としてキャリアをつみ試験に合格することで「レスキュー隊員」になることができます。 「消防士」や「レスキュー隊」は、火災や地震などの災害から市民の生命や財産を守るため、消防、救急、予防、特別救助活動などに従事します。管轄は、東京都では「東京消防庁」、道府県では、それぞれの「市町村」が主に担当しています。

消防士・レスキュー隊員の仕事内容

地方公務員の「消防官」は、各自治体に所属し、消防車両などを活用する消火業務に従事します。その他、司令業務、救助業務、救急業務、火災予防業務などの業務があります。 消防士が勤務する消防署の消防現場チームは消火を行うポンプ隊・救急隊・特別救助隊(レスキュー隊)などで構成され、それぞれの役目に応じた仕事を行います。

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消防士・レスキュー隊員になるには?

地方公務員である「消防官」は、各市町村が実施する消防官採用試験に合格し、採用される必要があります。採用後は、消防学校(全寮制)に入校し、講義・実習や集団生活などの教育・訓練を数ヵ月間受けた後、各消防署などに配属されます。

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消防士・レスキュー隊員の給料・年収

地方公務員である「消防官」の給与・年収は、地方自治体ごとに定められた給料と通勤手当などの各種手当が給与・年収として支払われます。

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消防士・レスキュー隊員の採用情報・試験対策

地方公務員の消防官採用試験は、主に各市町村が実施です。試験の種類は主に大学卒業程度、高校卒業程度の2つがあります。体力検査や身体基準もあります。東京消防庁など特殊な地域もあり、地方公務員の警察官同様、該当実施自治体で内容が異なりますので、各自治体の情報を確認する必要があります。

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消防士・レスキュー隊員の求人

地方公務員の「消防官」の採用人数は、毎年実施である各地方自治体の消防局などから公式ホームページ上で発表されます。採用も各地方自治体が担当します。

最新の記事一覧

  • 2021年1月5日

レスキュー隊(特別救助隊)の給料・年収を調査 - 基本的には消防士と同じ水準

消防士の中でも、救助活動を専門とする「レスキュー隊」ですが、その給料は「消火隊」など他の消防吏員(消防士)と同じ俸給表で決まっており、大きな金額の違いはありません。

「レスキュー隊」の給料について、「消防士」の給料を参考にしながら解説します。

  • 2020年3月11日

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