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家庭裁判所全体を支える国家公務員「家庭裁判所調査官」になる方法

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「家庭裁判所調査官」は、非行・家庭問題を解決に導く行動科学分野で活躍する国家公務員です。国民の家庭生活に関わる裁判をあつかい家庭裁判所の運営を担います。本ページでは、その「家庭裁判所調査官」になる方法について解説します。

目次

「家庭裁判所調査官」になるには

「家庭裁判所調査官」になるには、裁判所が実施する裁判所職員の総合職採用試験の「家庭裁判所調査官補」という区分を受験し、合格し採用される必要があります。

採用には、さらに院卒者向けと大卒程度に区分けされ、受験資格は、前者が30歳未満であって,大学院修了及び修了見込みの人、後者が21歳以上30歳未満という年齢制限があります。

平成28年度の倍率は、およそ9倍で、院卒者区分が受験者数135人に対し、最終合格者が15人で、大卒程度が受験者数398人に対して、最終合格者が45人でした。最終合格者の60%以上が女性です。

国家公務員である裁判所の総合職(家庭裁判所調査官)に合格し、入所すると、最初は、家庭裁判所調査官補として任官します。その後、すぐに裁判所職員総合研究所で、庭裁判所調査官になるための研修を受けます。研修内容は、必要な法律や心理学などの専門知識や実務についてです。この家庭調査官養成課程の研修を約2年受講し、修了することで、家庭裁判所調査官補から「家庭裁判所調査官」に任官されます。

本記事は、2017年4月10日時点調査または公開された情報です。
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公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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