国家公務員専門職の「皇宮護衛官(武道有段者)」の採用試験は、柔道二段、剣道三段以上の者であるなど受験資格に厳しい基準があります。
天皇皇后両陛下の護衛や警備をするなど、国家公務員の中でもさらに特殊な本職の採用試験についてご紹介します。
試験日程と試験地について
受付期間が、4月24日(月)から5月10日(水)で申込書を皇宮警察本部に請求し、郵送して申し込みます。第一次試験が5月31日(水)、第二次試験が7月5日(水)です。最終合格発表日は、7月27日(木) です。
試験地は、第1次・第2次ともに東京都千代田区千代田にある皇宮警察本部です。
第一次試験の内容について
課題論文試験と実技試験で構成されます。
課題論文試験は、文章による表現力、課題に対する知識・理解力などについての筆記試験です。時間は80分です。
実技試験は、柔道又は剣道の技術の習熟度と技量等についての試験です。
第二次試験について
第二次試験では人物試験と身体検査、身体測定が行われます。
人物試験は、人柄、対人的能力などについての個別面接です。
身体検査では、次のいずれかに該当する場合は不合格となります。
○ 身長が男子160㎝、女子148㎝に満たない者
○ 体重が男子48㎏、女子41㎏に満たない者
○ 色覚に異常のある者(ただし、職務遂行に支障のない程度の者は差し支えない。)
○ 視力(裸眼又は矯正)が次のいずれかに該当する者
・ どちらか一眼でも0.5に満たない者
・ 両眼で0.8に満たない者
○ 四肢の運動機能に異常のある者
採用予定人数について
若干名で発表されています。
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