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壱岐島の環境再生へ!シーガルイン、ガンガゼ活用プロジェクトを推進(2026年1月情報)

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長崎県壱岐島は、かつて「魚の宝庫」と呼ばれた豊かな海を誇っていましたが、現在「磯焼け(海の砂漠化)」という深刻な問題に直面しています。その主な原因の一つが、海藻を食い尽くすウニの一種「ガンガゼ」の大量発生です。

この状況に対し、株式会社シーガルイン(代表:門谷隆廣)が新たな取り組みを開始しましたので、プレスリリースをご紹介いたします。

本記事は、下記プレスリリースに掲載された情報です。
プレスリリース元URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000175548.html

長崎県・壱岐島。かつて「魚の宝庫」と呼ばれたこの海がいま、深刻な「磯焼け(海の砂漠化)」で危機に瀕しています。その主因の一つが、海藻を食い尽くすウニの一種「ガンガゼ」の大量発生です。

株式会社シーガルイン(代表:門谷隆廣)は、これまで駆除・廃棄されるだけだったガンガゼを100%有効活用し、環境保全と経済循環を両立させる日本初の「地域循環型・磯焼け対策プロジェクト」を立ち上げました。本プロジェクトの第一歩として、2026年2月8日(日)23:00までクラウドファンディングを立ち上げました。

プロジェクト詳細・ご支援はこちら(READYFOR)
https://readyfor.jp/projects/gangaze

目次

【背景】深刻化する「海の砂漠化」と、漁業者の苦悩

現在、我が国の沿岸域は、かつてない存亡の機に立たされています。農林水産省の調査によれば、沿岸漁業の生産量は長期的な減少傾向に歯止めがかからず、それに伴い漁業就業世帯数および就業者数も著しく減少しています。特に、アワビやサザエ等の磯根資源に依存してきた離島地域の漁村では、資源の枯渇がそのまま地域の衰退に直結するという過酷な現実に直面しています。

この生産力低下の主因として全国的に深刻化しているのが、藻場の消失、すなわち「磯焼け(海の砂漠化)」です。水産庁の「磯焼け対策指針」において、藻場は魚類の産卵・保育の場であり、海洋生態系の基盤を支える「海のゆりかご」であると定義されています。しかし、近年の海水温上昇に加え、食害動物である「ガンガゼ(ウニの一種)」の異常繁殖が、残された海藻を食い尽くす事態を招いています。かつて豊かな緑に包まれていた海底は、不毛な白い岩場へと変貌し、ガンガゼだけが密集するという、負の生態系が形成されています。

海藻の無い岩場に密集するガンガゼ

国もこの事態を重く受け止め、水産庁の「漁場生産力・水産多面的機能発揮対策」等を通じて多額の交付金を投入してきました。これにより、全国各地で漁業者によるガンガゼの駆除や藻場の清掃活動が展開されています。しかし、現場の実態は極めて過酷です。広大な海域で繁殖し続けるガンガゼを相手に、高齢化が進む漁師たちが「獲って・叩き潰し・廃棄する」という重労働を繰り返していますが、それはあくまで公的支援に基づいた維持活動に留まっています。

多額の税金が投入され、懸命な駆除活動が続けられているにもかかわらず、磯焼けの進行に追いつかない。この「報われない努力」と、次世代へ海を引き継げないことへの絶望感が、今、日本の沿岸漁業の根幹を揺るがしているのです。

【プロジェクトの3つの柱】厄介者を「宝」に変える仕組み

【日本初】ガンガゼの全量活用システムの構築

トゲが鋭く扱いづらいガンガゼを安全に処理し、独自の加工技術を駆使し食材として美味しく加工・流通させる仕組みを構築します。また棘殻は工業用の機能性原料として使用することで廃棄しません。


科学的根拠に基づいた藻場の再生

ただ間引くだけでなく、適切な密度管理を行い、海藻が自律的に再生できる環境を整えます。

「壱岐モデル」の全国展開

この日本初の循環モデルを成功させ、同じ「磯焼け」に悩む全国の沿岸地域へノウハウを共有します。

実際に水揚げをしています
棘取り後の加工場
熟成工程
ガンガゼの身を美味しく加工した糀うにです。ごはんやお酒のアテにいかがでしょうか。

棘殻を捨てることなく忌避性原料に変えることの挑戦

身を取った後の殻を十分に乾燥させ、専用の粉砕機で微細な粉末へと仕上げます。この微粉末を市販の船底塗料に混ぜて通常通り塗装することで、フジツボの付着を長期にわたって抑制する「忌避添加剤」へと生まれ変わります。

一般的な化学忌避剤とは異なり、ガンガゼの棘殻という自然由来の成分を活用しているため、環境負荷が低いのが特徴です。廃棄物を再利用するだけでなく、新たな価値を与える「アップサイクル」を実現した本技術は、特許も取得済みです。

特許取得済の船底用忌避剤
市販の塗料に良く混ぜて塗布するだけ
⇐左側:配合無   配合有:右側⇒

クラウドファンディングで実現したいこと

本プロジェクトは、現在READYFORにて資金調達を行っています。

プロジェクト名: 磯焼け対策プロジェクト ガンガゼ活用~壱岐の海を、未来へ繋ぐ~

URL: https://readyfor.jp/projects/gangaze

目標金額:100万円

実施期間: 2025年12月28日〜2026年2月8日

資金の用途: ガンガゼの商品開発、ガンガゼ粉砕機の導入、工業用途検討の試験運用など

▼プロジェクト詳細・ご支援はこちら(READYFOR)
https://readyfor.jp/projects/gangaze

メッセージ:門谷拓海

『ガンガゼがいるから海がダメになった』と嘆くのではなく、『ガンガゼがいるから新しい産業が生まれた』と言える未来を作りたい。この日本初の挑戦は、壱岐だけの問題ではなく、日本の海の未来を占う一歩になると信じています。皆様の温かいご支援をお願いいたします。

※「日本初の定義」について:2025年12月時点、自社調べ。日本国内における「ガンガゼの全量活用(工業用原料および食材等)を目的とした磯焼け対策事業」として。

株式会社シーガルイン

株式会社シーガルインは、九州北部にある長崎県壱岐市にて、マリンスポーツ・フィッシング・宿泊施設・飲食店などお客様に合わせた楽しみ方でご満喫いただける独自のサービスをご提案しております。 常に壱岐の海と向き合ってきた私たちだからこそできる新しい商品・企画づくりを行うとともに、自然豊かに育まれた壱岐の海を守り、共存共栄を目指した環境保全活動にも取り組んでいます。

http://seagull-inn.co.jp/about/

本記事は、2026年1月24日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研チーム Maruです。主に公務員や行政関係のニュース記事をお届けします。

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