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日本の首相・元首相が巻き込まれた暗殺・暗殺未遂事件と、アメリカ大統領の事件について (2022年8月情報)

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目次

日本の首相・元首相が狙われた事件

日本の現役の首相や、元首相が狙われた暗殺事件や、暗殺未遂事件には下記のような事件がありました。

1909年 伊藤博文 初代首相などを務める。韓国総督辞任後に、ハルビン駅で射殺される。
1921年 原敬 首相在任時に、東京駅で刺殺される。
1930年 浜口雄幸 首相在任時に東京駅で射殺される。
1932年 犬養毅 首相在任時に、総理公邸で射殺される。(5.15事件)
1936年 斉藤実 大蔵大臣在任時に、陸軍青年将校らのクーデターによって、射殺される。(2.26事件)※同時に岡田啓介首相も襲撃されたが助かっている。
1936年 高橋是清 内大臣在任時に、陸軍青年将校らのクーデターによって、射殺される(2.26事件)※同時に岡田啓介首相も襲撃されたが助かっている。
1960年 岸信介 首相在任時に、首相官邸で刺され、怪我をする。
2022年 安倍晋三 元首相として選挙応援演説中に銃撃され、亡くなる。

戦前、戦後にかけて命を狙われた首相や元首相はこのように数多くいました。しかし、2022年の安倍晋三元首相の銃撃については近年ではとても珍しい事案であり、首相に対する襲撃事件が単に過去の出来事ではなく、現代にも続くリスクだということが浮き彫りになりました。

アメリカ大統領が狙われた事件

アメリカは銃社会ということもあり、銃を使用した襲撃事件が目立ちます。過去に銃撃によって暗殺されたアメリカ大統領は下記の通りです。

暗殺されたアメリカの大統領

1865年 エイブラハム・リンカーン(第16代大統領)
1881年 ジェームズ・ガーフィールド(第20代大統領)
1901年 ウィリアム・マッキンリー(第25代大統領)
1963年 ジョン・F・ケネディ(第35代大統領)

暗殺が狙われるも未遂となったアメリカの大統領

1835年 アンドリュー・ジャクソン(第7代大統領)
1875年 ジェラルド・フォード(第38代大統領)
1981年 ロナルド・レーガン(第40代大統領)

アメリカの大統領の事件については、いずれも銃撃によって暗殺、または暗殺未遂となっています。

映画で描かれた大統領暗殺事件

「大統領暗殺」について扱っている映画をご紹介します。事実に基づかないフィクション映画の他、実際の暗殺事件について調査し新たな証言をもとに作られた作品もあるようです。

『大統領暗殺』

もしもブッシュ大統領が暗殺されたとすれば?という、仮定に基づいた大胆な設定の前代未聞の超問題作。
2006年トロント国際映画祭 国際批評家賞受賞作品。

▼参考URL:映画.com『大統領暗殺』

『エンド・オブ・ステイツ』

SPとして決死の覚悟で身を挺して大統領を守る主人公が、 激しい攻撃の中意識を失い、目を覚ますと彼は大統領暗殺を企てた容疑者として拘束されるというストーリー。

▼参考URL:「エンド・オブ・ステイツ」

『パークランド ケネディ暗殺,真実の4日間』

「J・F・ケネディ大統領暗殺事件」の今まで明らかにされなかった真実を描く! 今もなお多くの謎を残し、国家や宇宙といった壮大な陰謀説など、これまで語りつくされてきたケネディ大統領暗殺事件について取材し、新たな証言をもとに構成されたストーリー。

▼参考URL:Amazon|パークランド ケネディ暗殺,真実の4日間


上記の作品以外にも、大統領暗殺事件を扱った映画が数多く存在します。実際に起きた事件をもとにした作品や、実際の大統領が暗殺されるという架空のストーリーには賛否両論があるようです。

まとめ

このページでは、2022年に日本で発生した元首相の銃撃事件に関連して、これまでに日本で首相や元首相が狙われた事件を振り返りました。

また、アメリカ合衆国で発生した大統領暗殺事件や、暗殺未遂事件についてもまとめました。

大統領の暗殺事件をモチーフに描かれた映画作品も多く存在します。中には実際の事件について、関係者の証言をもとに作られた映画もあります。

行政のリーダーを狙った事件は昔から繰り返されてきたことがわかります。なぜそれでも再び事件が起きるのか、過去の事件から学ぶこともあるかもしれません。

本記事は、2022年8月8日時点調査または公開された情報です。
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この記事を書いた人

公務員総研編集部のMです!
世界の情報や日本の歴史・日本の政治についてなどのライター記事やオリジナル記事を配信します。

コメント

コメント一覧 (5件)

  • この事件についてはショックを受けていたので、そういえば戦後の日本では首相暗殺はあったなぁって思って思い出していました。グラフにまとめてあったので思い出しやすかったです

  • 首相が射殺された事件がこんなにあったなんて、驚きを隠せませんでした。それとともに、過去の事件からの学習が足りない愚かさを痛感しました。

  • 戦後の日本で政治家を狙った銃撃事件が起こるとは、想像もしなかった。事件を風化させてはいけない、という言葉をよく耳にする。今回の事件も同様、事件を防げなかった原因を追究し、今後に活かしていくべきだと思う。

  • 伊藤博文氏が射殺されていた事を初めて知りました。また、2000年代での首相、元首相の射殺は安倍元総理のみでしたので、そこに現代日本の油断があるのかも、と思いました。

  • 日本で起きた首相暗殺について知れた。また、アメリカとの対比もあったが、暗殺しようと思った動機も知ってみたかった。動機にも歴史的背景があるように感じた。

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