国家公務員・地方公務員ともにさまざまな職に応じて、採用試験が用意されています。
本ページでは、各省庁に所属し、その事務エキスパートとして活躍する「国家公務員」の一般職について解説します。
国家一般「大卒程度試験」
国家公務員採用試験の国家公務員一般職の大卒程度試験についてです。
なお、大卒程度とは、大学卒業(見込)を要件としているのではなく、人事院が同等の資格があると認める者も含まれ、受験者に要求する能力や試験問題のレベルを示しています。
試験の区分について
試験の区分については、行政(北海道・東北・関東甲信越・東海北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄)、電気・電子・情報、機械、土木、建築、物理、化学、農学、農業農村工学、林学があります。
試験日程・内容について
<応募受付期間>
受付期間は、2018年4月6日(金)9:00~4月18日(水)です。当日の受信有効です。
<第一次試験の日程・内容>
試験種目:「基礎能力試験(多肢選択式)」「専門試験(多肢選択式)」「専門試験(記述式)<行政除く>」「一般論文試験<行政のみ>」
試験日:2018年6月17日(日)
合格発表日:2018年7月11日(水)9:00
<第二次試験の日程・内容>
試験種目:「人物試験」
試験日:2018年7月18日(水)~8月3日(金)
最終合格者発表日:2018年8月21日(火)9:00
まとめ – 採用予定人数
いかがでしたか?
最後に、平成30年度一般職(大卒程度試験)試験採用予定数についてご案内します。(※2018年2月1日現在の見込みです。3月下旬に改めて採用予定数が発表されます。)
行政区分において、本府省が約560名、北海道地域が約170名、東北地域が約170名、関東甲信越地域が約700名、東海北陸地域が約240名、近畿地域が約320名、中国地域が150名、四国地域が約80名、九州地域が約240名、沖縄地域が約70名です。
電気・電子・情報区分が約250名、機械区分が約120名、土木区分が約260名、建築区分が約70名、物理区分が約150名、化学区分が約70名、農学区分が約80名、農業農村工学区分が約30名、林学区分が約70名と発表されています。
関連ページ:「国家一般職」の給料・年収・退職金について
各中央省庁に所属し、事務のプロフェッショナルとして活躍する「国家公務員一般職」の給料は、所属省庁・担当業務(区分)に応じて行政職員、研究職員、警察官などの公安職にさらに区分けされます。そんな少し複雑な「国家公務員一般職」の給料・年収・退職金などを解説します。
コメント