海上保安庁と海上自衛隊が無人機を共同運用へ(2022年12月1日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「海上保安庁と海上自衛隊が無人機を共同運用へ」についてです。


海上保安庁と海上自衛隊が無人機を共同運用へ

海上保安庁と海上自衛隊が警戒監視用の無人航空機を来年度にも共同運用する方向で調整していることがわかったと、ツイッターに投稿がありました。

海上保安庁と海上自衛隊が警戒監視用の無人航空機の共同運用するのはなぜ?

海上保安庁と海上自衛隊が警戒監視用の無人航空機の共同運用する方向とのことですが、これは日本周辺海域で中国やロシア軍艦艇の活動が活発化しており、海上保安庁が2022年10月19日より運用を開始した無人機の情報を海上自衛隊と共有し、警戒監視の効率化を図るためだそうです。

現状は無人機で得られた画像を一定程度加工した上で海上自衛隊に提供していますが、来年度からはリアルタイムで共有する方向で、運用状況を検証したうえで、利用しない時間帯に海上自衛隊が試験的に活用するなどして共同運用に切り替えるとのことです。

共同運用する機体は?

海上保安庁と海上自衛隊が共同運用する機体はアメリカのジェネラル・アトミクス社製「シーガーディアン」とのことです。

「シーガーディアン」は、全長11・7メートル、幅24・0メートルで、海上保安庁が実証実験を進め、2022年10月19日より運用されています。

「シーガーディアン」は遠隔操作で24時間以上の連続飛行が可能で、災害や海難事故では現場周辺の上空からカメラで撮影し、リアルタイムで状況を把握できるそうです。

大型無人航空機「シーガーディアン」が運用開始されたのはどこ?

海上保安庁の大型無人航空機「シーガーディアン」は、青森県八戸市の海上自衛隊八戸航空基地を拠点に2022年10月19日から運用が開始されたそうです。

戦闘機では費用対効果悪い?

航空自衛隊の戦闘機は費用対効果が悪すぎると指摘されているそうです。

東シナ海では、中国軍が無人航空機を頻繁に飛来させていて、運用コストの低い無人機に対し、航空自衛隊は戦闘機を緊急発進(スクランブル)して対応している現状の対応策の1つとして考えられているようです。

みんなの反応・SNSの反応

海上保安庁と海上自衛隊が無人機を共同運用へについてのTwitterでの反応をいくつかご紹介します。無人機で監視はよい、無人機がないことへの驚きや海上自衛隊に対する意見などの声がありました。


本記事は、2022年12月12日時点調査または公開された情報です。
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