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『地方公務員アワード2024』全国の受賞者13名が発表(2024年9月情報)

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株式会社ホルグは、地方公務員を表彰するイベント『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2024』を開催しました。

8月19日に13名の地方公務員が表彰され、その結果は地方自治体を応援するメディア「holg.jp」で発表されました。本イベントは2017年から毎年行われており、今年で8回目となります。応募数は147件に上りました。

目次

地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワードの背景と目的

・「地味」や「派手」を問わず、高い成果を上げた職員の活躍を広く社会に共有することで、地方公務員が認められ、より力を発揮できる環境を整えます。 ・これにより、行政サービスの質が向上し、国民全員がその恩恵を享受できるようにします。

●表彰

①『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員』賞 受賞者には賞状と楯を贈呈

②企業協賛賞(上記受賞者のうち各協賛企業が最もすごい!と思った1名に授与します)

③ネクストホープ賞(30歳以下の公務員を対象)

④人材輩出賞 『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員』賞を受賞した組織の長を表彰


●協賛団体
NECソリューションイノベータ株式会社、株式会社PR TIMES、KDDI株式会社、株式会社AlphaDrive、楽天グループ株式会社、株式会社 官民連携事業研究所

 ●メディア協賛
 株式会社テレビ東京ダイレクト、自治体通信、ジチタイワークス、スパイラル株式会社
 
 ●アンバサダー 山田一郎(集英社『僕、いますよ。』主人公 ※本宮ひろ志 著)

 ●後援
 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)、一般財団法人 地域活性化センター、地域に飛び出す公務員を応援する首長連合、一般社団法人コード・フォー・ジャパン、一般社団法人リディラバ、QUINTET、公益財団法人 大阪府市町村振興協会 おおさか市町村職員研修研究センター

『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員2024』受賞者の紹介

都道府県・組織別受賞者数 ※合計11名。ネクストホープ賞除く

埼玉県1名(草加市1名)、岐阜県1名(瑞浪市1名)、静岡県1名(磐田市1名)
愛知県2名(豊田市2名)、大阪府2名(堺市1名、羽曳野市1名)、京都府1名(宇治田原町1名)
福島県1名(郡山市1名)、兵庫県1名(川西市1名)、愛媛県1名(愛媛県1名)


受賞者1: 池田 次郎氏(川西市 市長公室 市制70周年記念事業事務局 事務局長補佐) 

小規模保育園の導入により、待機児童の問題が改善されました。また、全国初となるリアルとオンラインを組み合わせた成人式も開催されました。広報活動では、全国広報コンクールに4度入選しています。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-03/

受賞者2:伊藤 貴規氏(磐田市 健康福祉部 健康増進課 主任保健師)

男性保健師の会を発足し、男性保健師の悩みを解消する場を提供しました。市のSNSを立ち上げ、インスタグラムでは県内No.1の1万人のフォロワーを獲得し、外国人向けのFacebookでは3300人のフォロワーを得ました。また、「若者いわたネットワーク」というボランティア団体を設立し、6000人が参加する「いわたゆきまつり」を開催しました。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-04/

受賞者3:伊藤 允一氏(瑞浪市 みずなみ未来部 シティプロモーション課 魅力発信係長)

ビームスジャパンと協力し、産品開発を進めた結果、ふるさと納税の寄附額が6倍、返礼品が5倍になりました。また、PR動画「奇跡の化石」を制作し、日本国際観光映像祭2024で優秀賞を受賞、フランス映画祭にも入選し、映文連アワード2023では優秀企画賞を獲得しました。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-05/

受賞者4:勝谷 聡一氏(宇治田原町 企画財政課 課長補佐)

ふるさと納税額を2億円に達成し、その寄附を子ども向けに限定して50以上の事業を提案しました。広報活動では、全国広報コンクールで総務大臣賞を受賞し、京都広報賞では3冠を達成しました。また、自主的な勉強会を開催し、そのノウハウや思いを多くの人と共有しています。

https://www.holg.jp/award/2024-06/

受賞者5:郷田 秀章氏(堺市 上下水道局 事業サービス課 主幹)

水道アプリ「すいりん」を開発し、業務効率化を進めた結果、1000万円のコスト削減を実現しました。また、日本水道協会の水道イノベーション賞で大賞を受賞しました。プライベートでは「レジェンドマンホーラー」として、1000人以上の観客に向けて講演を行っています。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-07/

受賞者6:近藤 裕氏(豊田市 生涯活躍部 市民活躍支援課 担当長)

認知度が75%で頭打ちだったラリーを、わずかな予算で94%にまで引き上げました。その成功の秘訣は、200以上の市民団体とのウィンウィンの協力関係を築けたことです。また、参加しやすい町内の勉強会も開催しました。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-08/

受賞者7:武田 亜可理氏(愛媛県 農林水産研究所 水産研究センター環境資源室 研究員)

入庁3年目のセンターで唯一の漁業資源担当者として、月6回の市場調査を行い、早朝3時に起床して年間2万尾近くを測定する過酷な業務を遂行しています。その忙しい中、福井県立大学に社会人入学し、「カタクチイワシ利用方法の再考」を研究テーマに学業も両立しています。さらに、プライベートでは漁業体験を通じて底操業方法や鮮度管理を学びつつ、イベントを開催して水産業の素晴らしさを発信しています。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-09/

受賞者8:辻村 真輝氏(羽曳野市 都市魅力部 魅力づくり推進課 課長)

コロナワクチンの集団接種をシミュレーションし、その結果を全国の役所と共有しました。また、イベント業務管理士、狩猟免許、観光士など多様な資格を取得しました。資格を得て現場を理解することで、猟友会の重要な人物とも交流を深め、彼らを応援者に引き込むことができました。


詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-10/

受賞者9:橋本 一磨氏(豊田市 市長公室 東京事務所 所長)

役所の26部署にわたる60種の債権徴収を一元化し、6年間で28億円の未収債権を回収しました。弁護士との連携を強化し、一元化した債権をまとめて弁護士に依頼することで、弁護士費用を3分の1に削減しました。この取り組みにより、第10回プラチナ大賞の「行政イノベーション賞」を受賞しました。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-11/

受賞者10:深谷 大一朗氏(郡山市 文化スポーツ部 国際政策課 課長補佐 兼 国際交流係長)

クラウドファンディング実施支援制度において、4年間で39件、9000万円以上の資金を調達しました。また、社会起業家支援では周辺17市町村を巻き込み、広域で事業を展開しています。保育課では(株)サイバーエージェントに働きかけ、実証実験を実施しました。過去2年間のデータをもとに、多子世帯が同じ保育園に通いやすいように仕組みを改善しました。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-12/

受賞者11:安高 昌輝氏(草加市 市長付みらい戦略担当主査(兼)市長室広報課 主査)

2色刷で読まれていなかった広報誌をフルカラーにリニューアル、予算と経験がゼロの中で実現。 入庁2年目に給与支払報告書が提出されていない会社に調査をかけ、毎年5千万円以上の税収のベースアップと公平性の向上に貢献。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-13/

「ネクストホープ賞(30歳以下)」受賞者名簿

受賞者1:茅野 裕也氏(高砂市 福祉部生活福祉室 生活福祉課 事務吏員)

銀行での勤務経験を活かし、担当外の部門と連携して商店街の活性化に取り組んでいます。プライベートでは、100回以上のマルシェを開催し、市と大学を結びつけて地域活性化に貢献しています。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2024-14/

受賞者2:林 和輝氏(滑川市 総務部 公民連携課 主事)

公民連携の創設を提案し、スタートメンバーとして参加しました。差別化されたマルシェを開催し、800人が参加しました。また、周辺店舗にお客さんが流れる仕組みを構築しました。

詳細情報》https://www.holg.jp/award/2023-14/

本記事は、2024年9月12日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研チーム Maruです。主に公務員や行政関係のニュース記事をお届けします。

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