日本の「H2A」ロケット、打ち上げ成功(2023年10月23日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「日本の「H2A」ロケット、打ち上げ成功」についてです。


日本の「H2A」ロケット、打ち上げ成功

2023年9月7日、日本初の月面着陸を目指す月探査機「SLIM」などを搭載した「H2A」ロケット47号機は、午前8時42分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、午前9時半ごろに「SLIM」を軌道に投入し、打ち上げが成功したというニュースがありました。

「H2A」ロケットとは?

「H2A」ロケットは、H-IIA ロケット(エイチツーエー ロケット)といい、宇宙開発事業団(NASDA)と後継法人の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工が開発し三菱重工が製造および打ち上げを行う、人工衛星打ち上げ用液体燃料ロケットで使い捨て型のローンチ・ヴィークルです。日本の衛星打ち上げの自律性をになうロケットとして基幹ロケットに位置づけられていて、成功率は合計で97.87%になっているとのことです。

H-IIAロケットについて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のサイトからもご紹介します。

H-IIAロケットは、信頼性の高い大型主力ロケットとして2001年 から運用され、人工衛星・探査機の打ち上げミッションを継続的に支えています。2007年から打ち上げ事業は三菱重工業株式会社に移管され、JAXAでは打ち上げ安全監理業務(飛行時や地上の安全確保等)をおこなっています。
参考)宇宙航空研究開発機構(JAXA)のサイト:https://www.jaxa.jp/projects/rockets/h2a/

参考)「H-IIAロケット」(2023年9月26日 (火) 12:40 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

宇宙航空研究開発機構(JAXA)とは?

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2003年に宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙開発事業団(NASDA)の3機関が統合して誕生しました。政府全体の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関と位置付けられ、同分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行っているそうです。

参考)宇宙航空研究開発機構(JAXA)のサイト:https://www.jaxa.jp/index_j.html

種子島宇宙センターとは?

種子島宇宙センターは、総面積約970万平方メートルにもおよぶ日本最大のロケット発射場で、鹿児島の南、種子島東南端の海岸線に面しており、世界一美しいロケット発射場といわれているそうです。

種子島宇宙センター内には、「大型ロケット発射場」、「衛星組立棟」、「衛星フェアリング組立棟」などの設備があり、これらの設備で、人工衛星の最終チェックからロケットへの搭載、ロケットの組み立て・整備・点検・打ち上げ、打ち上げ後のロケットの追跡まで一連の作業を行っていて、日本の宇宙開発において人工衛星打ち上げの中心的な役割を果たしているとのことです。

参考)宇宙航空研究開発機構(JAXA)のサイト:https://www.jaxa.jp/about/centers/tnsc/

みんなの反応・SNSの反応

日本の「H2A」ロケット、打ち上げ成功についてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。、打ち上げ成功おめでとうとお祝いの声が多くありました。


本記事は、2023年11月18日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

気に入ったら是非フォローお願いします!
NO IMAGE

第一回 公務員川柳 2019

公務員総研が主催の、日本で働く「公務員」をテーマにした「川柳」を募集し、世に発信する企画です。

CTR IMG