ヒグマに子ウシ8頭襲われ4頭死ぬ
2024年5月21日、北海道東部の別海町の牧場で、飼育中の子ウシ8頭が襲われ4頭が死に、現場の状況からヒグマに襲われたとみられています。町などでは箱わなを設置するとともに、今後の対策を協議しているというニュースがありました。
北海道の別海町とは?
別海町(べつかいちょう)は、北海道根室振興局管内の野付郡にある町で、北海道東端部に位置し、東は野付水道を挟んで北方領土を望んでいます。
別海町の南西部には防衛省陸上自衛隊別海駐屯地(航空自衛隊計根別飛行場)と矢臼別演習場が置かれています。
別海町は自然豊かで、酪農と漁業が主産業で、生乳生産量は日本一であり、ホタテや秋鮭などの海産物も豊富です。
北海道別海町のサイト:https://betsukai.jp/
ヒグマとは?
ヒグマは、クマ科に属する哺乳類であり、ホッキョクグマと並びクマ科では最大の体長を誇ります。ユーラシアと北アメリカに広く分布し、雑食性であり、人を食することもあります。
日本に生息する陸棲哺乳類で最大の種で、国内では北海道のみに生息しています。このほか日本にはツキノワグマがいます。
参考)環境省のサイト:https://www.env.go.jp/park/shiretoko/guide/sirecoco/bear/
2023年度のクマの被害
2023年度はクマに襲われてけがをするなどした人は全国で219人に上り、このうち6人が亡くなっています。これまでで最も被害が多かった2020年度を大きく上回り、過去最悪の被害となりました。
参考)環境省のサイト:https://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort12/injury-qe.pdf
みんなの反応・SNSの反応
ヒグマについてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。5月現在ヒグマは活動期、爆竹を鳴らしても出没が止まらない、駆除してほしいなどの声がありました。
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