2024年10月5日(土)に、認定NPO法人Teach For Japan(以下、Teach For Japan)が開催した「教師の日ギャザリング2024」のイベントをご紹介いたします。
教師を含む教育に関心がある300名以上の人々から申し込みがあり、当日は多くの人々が集まり、つながり、学び、エンパワーされる場となったようです。
リンク:教師の日ギャザリング2024 教師の力を引き出す~それぞれの立場でチャレンジできることは~
https://teachforjapan.org/22062/
下記 プレスリリース情報掲載
セッション1
「子どもも大人もウェルビーイングな教育のあり方とは」をテーマに、株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長の小室淑恵さま、聖心女子大学教育学科 教授の永田佳之さま、文部科学省総合教育政策局政策課 企画官の廣田貢さまにご登壇いただき、ウェルビーイングの実現のためにできることやそれぞれのお立場でのチャレンジなどをお話いただきました。
交流セッションでは、「子どもも大人もウェルビーイングな教育のために、自分ができること」について、参加者同士がジブンゴトとして「ウェルビーイングな教育のあり方」を捉え、積極的に交流する中で、新たな気づきに繋がる時間となりました。
セッション2
より学校現場の実践に引き付けてウェルビーイングを考えるため、埼玉県上尾市立上平小学校校長の中島晴美さま、ベネッセ教育総合研究所 教育イノベーションセンター主任研究員の庄子寛之さまにご登壇いただきました。
交流セッションでは、セッションでの実践例を聞いて率直に感じたことを交流し、「心理的安全性とウェルビーイングは相関性が高いとのことで、気づきにつながり勉強になりました」「関係性を築くうえで、笑顔と感謝が重要であることを改めて学びました。明日から実践していきます。」など、新たな気づきや具体的なアクションへの学びにあふれた時間になりました。
セッション3
市政の視点からウェルビーイングを考えるため、芦屋市長の髙島崚輔さまにご登壇いただきました。「対話と協働で主体的な学校をつくる」というタイトルで芦屋市全体としての具体的な取り組みを、髙島市長の実体験も交えながらお話いただきました。
交流セッションでは、「行政への不満を述べるばかりでなく、まずは自分がやりたいことを明確にしたいと思いました」「市長自ら市民と対話しながらがんばっている姿にパワーをもらいました。現場でも子供たちのためにできることを考え続け、自分自身も日々授業を改革していきたいです。」など、市政との距離がグッと縮まり、参加者それぞれがジブンゴトとして教育行政や学校の在り方を捉え直す時間になりました。
参加者の声
・教育に携わる方々の中で、その情熱を感じられる一日となりました。
・色んな視点から教育の大切さ、学校の大切さ、それぞれの考えを聴けて、励まされ、3時間があっという間でした。
・同じグループだった4人が小・中・高の教員、大学院生とまったく異なる属性でしたが、同世代ということもあり、話が弾みました。「また来年」と別れたのが、気持ちよかったです。
「教師の日ギャザリング2024」イベント概要
日時:2024年10月5日(土)15:00 – 18:00
場所:コングレスクエア羽田(ホール1・2)
参加費:無料
▼協力団体(50音順)
一般社団法人サステイナブル教育開発機構 educore、独立行政法人 教職員支援機構、Tokyo Education Show、ベネッセ教育総合研究所、株式会社ワーク・ライフバランス
▼後援団体(50音順)
茨城県教育委員会、大阪府教育委員会、神奈川県教育委員会、群馬県教育委員会、島根県教育委員会、栃木県教育委員会、長野県教育委員会、広島県教育委員会、宮崎県教育委員会
飯塚市教育委員会、壱岐市教育委員会、大牟田市教育委員会、加賀市教育委員会、唐津市教育委員会、志木市教育委員会、田川市教育委員会、戸田市教育委員会、人吉市教育委員会、美祢市教育委員会
Teach For Japanの教師の日に関する取り組みは、以下の教師の日公式ページをご覧ください。
》https://teachforjapan.org/programs/teachersday/
教師の日とは
10月5日は、ユネスコ(UNESCO:国際連合教育科学文化機関)によって『世界教師の日』に定められ、世界各地で教師を支援するイベントが開催されています。
日本では、2015年にTeach For Japanが『教師の日』を設けました。
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