公務員キャリアのニュースです。
先日、全国の大学1、2年生の男女を対象とした「大学1,2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」が発表されました。
調査結果 ランキング1位「地方公務員」、2位は「国家公務員」
「大学1,2年生が就職したいと思う起業・業種ランキング」のランキング1位は「地方公務員」(回答率 8.8%)、2位は「国家公務員」(同7.2%)という結果になりました。
その選択理由として自由回答で調査したところ1位、2位ともに「安定している」という回答になり、その他「地元の地域に貢献したい」(地方公務員)、「日本のために貢献したい」(国家公務員)という事でした。
学年別比較、男女別比較、でも1位、2位の順位は変わらない結果となりました。
分離比較においては、文系が1位は「地方公務員」、2位は「国家公務員」を挙げている中で、理系学生は1位「国家公務員」、2位は「任天堂」となり「地方公務員」は文系学生よりも大幅に下回る結果となりました。
業種別では、1位が「公的機関、その他」(回答率41.0%)、2位が「エンタメ・レジャー」(同20.2%)となりました。
また、就職活動に備えて取り組んでいる事には、「授業の履修」(同43.2%)、「特に何もしない」(同30.6%)、「アルバイト」(同27.2%)という結果になりました。
すでに就職活動の準備を行っている学生がいる中で、現段階では3割の学生はそれほど意識をしていないということが分かります。
その要因としては、1年生は「サークル活動」、2年生は「資格取得のための勉強」という回答が高い回答率を誇りました。
総評 安定を求める学生が多く公務員が人気を博しています
今回は、2017年6月21日から6月26日までの期間に調査した結果ですが、2017年3月に実施した「第3回 就職したい企業・業種ランキング」においても公務員が高い人気を占めていました。
採用バブルと言われている売り手市場の中で、「優良企業であること」「やりがいがあること」「プライベートの充実が図れること」などこの3つの願望を強く抱く学生が多く、約1/3の学生が、給与に関しても「400万円以上600万円未満」の安定収入が得られればいいという、控えめな結果がえられました。
公務員が高い人気を得ている反面、理系学生の回答結果に表れているように、民間企業では趣味や嗜好性の高いものに偏る傾向があることが分かりました。
数年後にこれら企業へ就職できるようにするためにも、自分で人生のリスクマネジメントに取り組むようにしていくことが大切です。
■リスモン調査とは
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