「福井県庁」と「日本シングルマザー協会」がシングルマザーの就職・移住支援!

一般社団法人日本シングルマザー支援協会は、福井県からの委託を受け、シングルマザーの移住就職事業を行っています。2021年9月には、3回目となる「シングルマザーのための地方移住就職事業」を実施することを発表しました。


福井県がシングルマザーの就職と移住を応援

福井県が一般社団法人シングルマザー協会に委託している「シングルマザーのための地方移住就職事業」について、3回目が実施されることが発表されました。

日本総合研究所の調査で「福井県」は、全国の都道府県の中で「幸福度ランキング全国一位」という実績があり、新たな生活を求めるシングルマザーの移住と自立の夢を叶える土地として、適している場所の一つです。

▼参考URL:一般財団法人日本総合研究所|『全47都道府県幸福度ランキング 2020年版』に関する修正とおわび、新版作成のお知らせ(外部サイト)

シングルマザー協会会員の1割が「移住」に興味を示している

日本シングルマザー支援協会によると、2021年3〜5月の協会の新規会員登録者のうち、1割強の方が地方移住に興味を示しているようです。

しかし、シングルマザーの方に限らず、忙しい方などにとっては、移住に関して具体的に何をしたらいいのか分からないことから、実際には行動ができない方も少なくないようです。

シングルマザー支援協会では、具体的な地方移住について紹介する施策の一環として、オンライン移住フェアを開催し、移住を希望する全国の会員の参加を推進しています。

移住フェアでは、福井県庁職員の移住事業担当者や、福井県の企業の人事担当者との相談も実施されました。

また、シングルマザーという同じ境遇の人たちが集まり、質問などがしやすい環境になっていることも、この移住フェアの特長の一つです。

福井県×シングルマザー支援協会の事業の魅力について

「シングルマザーのための地方移住就職事業」では、具体的に、現地見学や面接に関しての交通費を2回まで県が半額負担するということや、シングルマザー支援協会と福井県の「福井暮らすはたらくサポートセンター」とが連携し、一人一人のきめ細かいフォローなどが行なわれています。

シングルマザーは世帯主でもありますので、就職先が見つかりやすく、自立しやすい環境の整った場所として「福井県」を選ぶ方も多いようです。

長期にわたり就職する予定のシングルマザーは地域に根付き、定住する可能性も高いかと思います。そのようなシングルマザーと県を繋ぐことで、福井県にとっても地方の働き手不足や人口不足の社会課題に貢献することが期待されています。


「日本シングルマザー支援協会」について

「日本シングルマザー支援協会」は、女性が子どもを育てながら働きやすい社会を目指し、2013年に設立された団体です。

シングルマザーの就職・転職支援や、コミュニティづくりなどの支援も行なっているようです。

女性の経済的、精神的自立を支援している団体です。

▼参考URL:日本シングルマザー支援協会(外部サイト)

福井県について

福井県は(一財)日本総合研究所が2年ごとに発表している「全47都道府県幸福度ランキング2020年度版」について、2014年から4回連続の総合1位を獲得しました。

県では「福井暮らすはたらくサポートセンター」を東京、大阪、京都、名古屋、福井に設置して、移住相談などを受け付けています。また県内各市町に「移住サポーター」を設置して、移住を積極的にサポートしているようです。

また、福井まで移住の下見などにかかる交通費助成や、移住支援金などの、手厚い移住支援メニューがあるので、詳しい最新情報については「ふくい移住ナビ」でご確認ください。

▼参考URL:ふくい移住ナビ(外部サイト)

まとめ

このページでは、福井県が移住促進事業の一部として「日本シングルマザー支援協会」と県庁とのコラボレーション企画をご紹介しました。

移住者として「シングルマザー」に注目し、移住支援金なども用意するのは全国でも珍しい取り組みです。

オンラインで参加できるプログラムもあるので、全国から参加可能であることが、移住可能性のある参加者の幅を広げられると思われます。

以上、自治体の移住促進の取り組みの事例として、福井県とシングルマザー協会のコラボについて取り上げました。

本記事は、2021年11月1日時点調査または公開された情報です。
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