日本の空を守る公務員を育成「航空保安大学校」の学生の給料・学費について

国土交通省の省庁大学校である「航空保安大学校」の学生は公務員として授業料は無料で、給与も支払われます。今回は「航空保安大学校」の学生の参考初任給やボーナスなどの給料情報や、寮生活となる学生生活を学生寮や食堂などの福利厚生についてご紹介します。


航空保安大学校の学生は公務員として給料も出ます。

航空保安大学校に合格し、入学すると、公務員として採用されます。

公務員として、学生として勤務し、授業料は無料で、月153,276円の給与も支給されます。その他に、寮の住居費、教材費(自学参考書を除く)なども無料です。ただし、食費や光熱費は自己負担です。

ちなみに、航空保安大学校は航空情報科と航空電子科に分かれています。

学生でもボーナスが出ます!

期末手当・勤勉手当として、1年間に俸給などの約4.1月分が支給されます。

学生寮で生活します。

学生寮は、校舎に隣接された、鉄筋コンクリート造りの14階建ての建物になっています。

各部屋は個室で、室内には、バス・トイレのほか、机・椅子・ベッドが備えられています。

「航空保安大学校」の本科2科の学生は、学生寮への入寮を義務付けており、寮生活において航空保安職員に不可欠なチームワークを養うことを目的としています。

学生寮と校舎の間に食堂があり、平日の昼食については食堂にて弁当(税込360円)の販売を行われています。

平日の朝食・夕食、休日の食事については、学校の食堂以外で各自食べ、自炊をする場合には、寮棟の各フロアに1カ所ずつある給湯室で行うことができ、それ以外での自炊は禁止されています。なお、近隣にコンビニやレストランがあります。

土日・祝日はお休み、夏休みもあります。

1年間を通して土曜日、日曜日、祝休日ならびに年末年始の休日を除く平日の午前8時30分から午後5時15分までカリキュラムがぎっしり詰まっています。そのため、当校では一般大学にあるような長期休暇を設けていません。ただし、8月に1週間程度の休暇をとれるようにしています。

放課後は自由に過ごせます。勉強する人、スポーツをする人、外出する人などさまざまです。また、クラブ活動も活発に行われています。
ただし、当校の研修生・学生は国家公務員で、原則として兼業は禁止されていますので、アルバイトはできません。


本記事は、2017年6月18日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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