秋田県大仙市で「全面禁煙」の庁舎敷地内などで職員125人の喫煙常態化(2023年3月30日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「秋田県大仙市で「全面禁煙」の庁舎敷地内などで職員125人の喫煙常態化」についてです。


秋田県大仙市で「全面禁煙」の庁舎敷地内などで職員125人の喫煙常態化

2023年3月15日、秋田県大仙市は全面禁煙の庁舎敷地内などで市職員125人の喫煙が常態化していたとして、上司を含む計167人を戒告の懲戒処分や厳重注意などとし、老松博行市長の給料を1か月間減額すると発表したというニュースがありました。

秋田県大仙市とは?

秋田県大仙市は、秋田県内陸南部にある「自然豊かな米どころ」で、毎月花火が打ち上がる『花火のまち』として知られ、有名な全国花火競技大会「大曲の花火」の開催地でもあります。

参考)秋田県大仙市のサイト:https://www.city.daisen.lg.jp/

秋田県大仙市の受動喫煙防止対策

2018年(平成30年)7月に厚生労働省より、望まない受動喫煙の防止を図るため「健康増進法の一部を改正する法律」が公布され、2019年(令和元年)7月1日より、行政機関をはじめ、学校・病院・児童福祉施設等は敷地内禁煙となっています。

秋田県大仙市の受動喫煙防止対策として策定された「大仙市受動喫煙防止対策指針」の内容をご紹介します。

4 基本指針
(1) 市の公共施設(指定管理施設を含む。)は、受動喫煙による健康被害を無
くすため、健康増進法に定める受動喫煙対策を拡充し、原則として敷地内禁
煙とする。
(2) 公用車内は、移動中も含め、全面禁煙とする。
出典)秋田県大仙市のサイト:https://www.city.daisen.lg.jp/docs/2019062000031/file_contents/shishin.pdf

秋田県大仙市職員の喫煙状況は?

秋田県大仙市が職員の喫煙状況を調べたところ、部長級4人を含む職員125人(全職員の8・9%)が敷地内などで喫煙していたと判明し、80人が自家用車内、28人は本庁舎車庫、16人が建物の陰など屋外、1人は公用車内で吸っていたとこのことです。

みんなの反応・SNSの反応

秋田県大仙市で喫煙常態化についてのTwitterでの反応をいくつかご紹介します。処分された人数が多いや処分が甘いなど厳しい声が多く、また他の自治体でもあるのではなどの声がありました。


本記事は、2023年4月6日時点調査または公開された情報です。
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