国家公務員合格者、東京大学卒10年で半分以下の最少193人(2023年9月8日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「国家公務員合格者、東京大学卒10年で半分以下」についてです。


国家公務員合格者、東京大学10年で半分以下の最少193人

2023年6月8日、人事院は2023年度春に実施した国家公務員総合職試験の合格者を発表し、合格者数は2027人で倍率は7.1倍、大学別にみると東京大学出身は193人で過去最も少なく、この10年で半分以下となり初めて200人を割ったというニュースがありました。

国家公務員とは?

日本の「公務員」は、憲法により「全体の奉仕者」と規定され、国全体や各都道府県・市区町村のため、国民のために貢献する仕事を行う職業で、「国」に所属するのが「国家公務員」です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
https://koumu.in/kokka

人事院とは?

公務員は、憲法で「全体の奉仕者」と定められ、職務の遂行に当たっては中立・公正性が強く求められていて、このため、国家公務員法に基づき、人事行政に関する公正の確保及び国家公務員の利益の保護等に関する事務をつかさどる中立・第三者機関として、設けられたのが人事院です。

人事院の主な機能はこちらです。

○ 人事行政の公正が確保されるよう、採用試験、任免の基準設定、研修等を実施
○ 労働基本権制約の代償措置として、給与等勤務条件の改定等を国会及び内閣に勧告
○ 人事行政の専門機関として、内外の人事制度の調査研究を行い、時代の要請にこたえる人事施策を展開
出典)人事院のサイト:https://www.jinji.go.jp/syoukai/

人事院は、人事官3人をもって組織されていて、人事官は両議院の同意を経て内閣により任命され、その任免は天皇により認証されます。
総裁は、内閣により人事官の中から命ぜられます。

参考)人事院のサイト:https://www.jinji.go.jp/syoukai/

2023年度国家公務員採用総合職試験(春)の合格者発表

2023年6月8日、人事院は、春に実施した2023年度国家公務員採用総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)の合格者を発表しました。

合格者が、過去最多の2027人(前年度比154人増)で、各省庁がデジタル人材を中心に理工系の採用を増やし、大学別(大学院を含む)では東京大が193人で、初めて200人を下回りました。

東京大学の合格者は、現在の採用試験になった2012年度以降では、2015年度が最多の459人でしたが、その後減少傾向が続き、今年度は193人で2年連続で過去最少を更新し、10年弱で半分以下に減りました。

2023年度国家公務員採用総合職試験(春)の合格者発表の内容を人事院のサイトより抜粋してご紹介します。


1 試験の実施結果
⑴ 院卒者試験
申込者数 1,486人
合格者数 667人
倍率 2.2倍
⑵ 大卒程度試験
申込者数 12,886人
合格者数 1,360人
倍率   9.5倍
⑶ 合計
申込者数 14,372人
合格者数 2,027人
倍 率  7.1倍
2 女性の合格者数
女性の合格者数は、院卒者試験が234人、大卒程度試験が449人、全体では683人となっています。
3 合格者の出身学校
総合職試験全体の出身学校別の合格者数は、国立大学1,292人(63.7%)、公立大学86人(4.2%)、私立大学634人(31.3%)、その他外国の大学等15人(0.7%)です。
出典)人事院のサイト:https://www.jinji.go.jp/kisya/2306/2023sougousaigou.html

参考)人事院のサイト:https://www.jinji.go.jp/kisya/2306/2023sougousaigou.html
https://www.jinji.go.jp/kisya/2306/C12-2023saigo_shiryo.pdf

みんなの反応・SNSの反応

国家公務員合格者、東京大学10年で半分以下の最少193人についてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。民間に言っているのではという声が多くありました。

本記事は、2023年10月4日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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