京都大学が「親鸞ボット」と「世親ボット」を開発し仏教対話AIの多様化に成功(2023年10月6日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「京都大学が「親鸞ボット」と「世親ボット」を開発し仏教対話AIの多様化に成功」についてです。


京都大学が「親鸞ボット」と「世親ボット」を開発し仏教対話AIの多様化に成功

2023年9月12日、京都大学とベンチャー企業のテラバースは、仏教の経典を学習させ、ユーザーの悩みに答えるチャットボット「親鸞ボット」「菩薩ボット」を開発したと発表し、仏教対話AIの多様化に成功したというニュースがありました。

京都大学とは?

京都大学は、京都府京都市に本部を置く日本の国立大学です。京都大学について、京都大学のサイトよりご紹介します。

京都大学は、1897年6月に創立された伝統ある大学です。メインキャンパスは、歴史的都市として伝統的日本文化がいまなお保存されている京都に位置しています。本学は、創立以来、対話を根幹とした自由の学風を築いてきました。卒業生は、国の内外で学問、政治、産業、その他社会の重要な分野において貢献しています。

現在、本学は10学部、18大学院、並びに23のセンターと附属機関によって構成されています。約23,200人の学生の中には約120の国と地域の留学生が約2,700人含まれ、国際色豊かなキャンパスを構成しています。
出典)京都大学のサイト:https://www.kyoto-u.ac.jp/ja

テラバースとは?

テラバースは、AIブッダボットを搭載したAR技術「テラ・プラットフォーム」などを提供しています。テラ・プラットフォームは、スマホのカメラを起動すると仏像が映し出され、ユーザーの悩みに対して仏教の教えを説いてくれるサービスで、伝統知×人工知能・メタバース技術などを応用し、会社で働く従業員の悩みなどを解決するそうです。

「テラバース」は「一兆(テラ)の宇宙(バース)」という意味で、伝統知とテクノロジーを融合させ、重層的な世界を構築していくとのことです。

参考)テラバースのサイト:http://teraverse.cloud/

GPT-4とは?

GPT-4(ジーピーティーフォー、Generative Pre-trained Transformer 4)とは、OpenAIによって開発されたマルチモーダル大規模言語モデルで、2023年3月14日に公開されました。自然言語処理にTransformerを採用していて、教師なし学習によって大規模なニューラルネットワークを学習させ、その後、人間のフィードバックからの強化学習(RLHF)を行っていて、マイクロソフトは公表前から本言語モデルをBingに搭載していたそうです。

参考)OpenAIのサイト:https://openai.com/research/gpt-4
GPT-4」(2023年6月11日 (日) 10:09 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

みんなの反応・SNSの反応

京都大学が「親鸞ボット」と「世親ボット」を開発についてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。歴史改変になるのでは?や他での実装もできるのかや問題点についての声がありました。


本記事は、2023年10月29日時点調査または公開された情報です。
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