「先天梅毒」の子ども過去最多(2023年11月15日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「「先天梅毒」の子ども過去最多」についてです。


「先天梅毒」の子ども過去最多

2023年11月10日、梅毒に感染している妊婦から母子感染する「先天梅毒」の子どもの数が過去最多となったことが国立感染症研究所の発表でわかったというニュースがありました。

国立感染症研究所とは?

国立感染症研究所は、厚生労働省の施設等機関で、1947年(昭和22年)に設立された国立予防衛生研究所を前身とし、2025年に国立国際医療研究センターと合併し、国立健康危機管理研究機構となる予定とのことです。

国立感染症研究所の業務の目的について、国立感染症研究所のサイトよりご紹介します。

感染症を制圧し、国民の保健医療の向上を図る予防医学の立場から、広く感染症に関する研究を先導的・独創的かつ総合的に行い、国の保健医療行政の科学的根拠を明らかにし、また、これを支援することにある。この機能を整理すると、① 研究業務、② 感染症のレファレンス業務、③ 感染症のサーベイランス業務、 ④ 国家検定・検査業務、⑤ 国際協力関係業務、 ⑥ 研修業務、⑦アウトリーチ活動等の業務に整理される。
出典)国立科学研究所のサイト:https://www.niid.go.jp/niid/ja/

参考)国立科学研究所のサイト:https://www.niid.go.jp/niid/ja/

梅毒とは?

梅毒は、性行為で感染する感染症で、梅毒トレポネーマという細菌が原因です。感染すると、性器や肛門、口にしこりができたり、全身に発疹が現れたりします。治療が遅れると、脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。

参考)東京都のサイト:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/seikansensho/knowledge/syphilis/index.html

過去最多となった梅毒に感染している妊婦から母子感染する「先天梅毒」の子どもの数は?

過去最多となった梅毒に感染している妊婦から母子感染する「先天梅毒」の子どもの数は、2023年1月から10月4日までに先天梅毒と診断された子どもは全国で32人でした。

梅毒の感染者はこのところ増加が続いていて、2023年は10月29日の時点ですでに1万2000人を超えて過去最多だった2022年の同じ時期をすでに上回っていて、厚生労働省は注意を呼びかけているとのことです。

みんなの反応・SNSの反応

「先天梅毒」の子ども過去最多についてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。驚きの声が多くありました。


本記事は、2023年12月12日時点調査または公開された情報です。
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