近畿各地で水不足、琵琶湖に「道」が出現(2023年12月3日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「近畿各地で水不足、琵琶湖に「道」が出現」についてです。


近畿各地で水不足、琵琶湖に「道」が出現

2023年11月30日午前6時の時点で、琵琶湖の水位は標準水位より67cm低くなり、滋賀県は11月27日、情報を集約するための会議を設置し、三日月知事は「このペースで続くと、さらに低下が進み年末年始にかけて取水制限の検討をしなければいけない」との見通しを示したというニュースがありました。

近畿地方とは?

近畿地方は、本州中西部に位置する日本の地域で、かつての令制国における畿内(五畿内、五畿七道)に相当し、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、三重県の2府5県を示すことが多いです。

近畿地方は、日本古来の文化の中心地であり、歴史的・文化的遺産が数多く残されています。また、経済・産業においても重要な役割を果たしており、日本を代表する商業・工業地帯の一つとなっています。

琵琶湖とは?

琵琶湖は、滋賀県にある日本最大の面積と貯水量を持つ湖で、面積は670.4 km²、貯水量は275億m³で、日本全国の淡水湖の2割以上を占めています。

琵琶湖は約400万年前に、現在の三重県伊賀市付近に浅くて狭い湖ができたのが始まりとされています。その後、断層運動によって地盤が陥没する影響と土砂が窪地を埋める影響を受けながら、形状を変化させて現在の姿になりました。

琵琶湖は、滋賀県の水源として重要な役割を果たしています。また、琵琶湖の魚介類は、古くから滋賀県の食文化を支えてきました。さらに、琵琶湖は、観光地としても人気があり、年間を通して多くの観光客が訪れています。

参考)滋賀県のサイト:https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/biwako/gaiyou.html

琵琶湖は「近畿の水がめ」ともいわれる

琵琶湖は「近畿の水がめ」ともいわれるているそうです。

2023年は9~10月に台風が上陸せず、滋賀県内の同期間の降水量は彦根市で平年の45%、大津市で67%にとどまり、この影響で、10月下旬以降は2日にマイナス1センチのペースで下がり続け、2023年11月27日朝にマイナス65センチとなったとのことです。

琵琶湖は淀川水系を通じて滋賀、兵庫、京都、大阪4府県の約1480万人の暮らしを支えています。

現在の琵琶湖の水位はこちらから確認することができます。
https://shiga-bousai.jp/wl/wl_graph03.php?day=&time=&interval=60&id1=7&id2=6&id3=16&id4=29&sid=11351


京都、大阪、兵庫3府県に給水する日吉ダム(京都府南丹市)の2023年11月28日時点の貯水率は15.5%、大阪、兵庫両府県の9市町約45万人に水を供給している 一庫ダム(兵庫県川西市)の貯水率は2023年11月28日現在31.6%で、それぞれ20%の取水制限が続いているそうです。

参考)滋賀県のサイト:https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/334740.html

みんなの反応・SNSの反応

近畿各地で水不足、琵琶湖に「道」が出現についてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。水不足は大変や節約しないとなどの声がありました。

本記事は、2023年12月23日時点調査または公開された情報です。
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