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南太平洋のニューカレドニア周辺でフランスと軍事訓練（2022年9月情報）

2022年9月27日

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海上自衛隊、ニューカレドニアに駐留するフランス軍と共同訓練

海上自衛隊IPD22第２水上部隊は8月25日から26日、ニューカレドニアに駐留するフランス軍と共同訓練を行いました。

共同訓練についてご紹介します。

#IPD22 部隊は、南太平洋のニューカレドニア周辺において、インド太平洋地域に常続的な軍事プレゼンスを有する🇫🇷軍と各種戦術訓練を実施しました！ #防衛省・自衛隊としては、 #FOIP の維持・強化に向けて、このような共同訓練を通じて🇯🇵🇫🇷が協働する姿を示してまいります🤝🏻 https://t.co/D25SdQm7dD

— 防衛省・自衛隊 (@ModJapan_jp) August 29, 2022

IPD22とは？

ＩＰＤとは、「インド洋太平洋方面派遣」の略です。令和4年度のインド洋太平洋方面派遣”Indo-Pacific Deployment 2022”を略してIPD22となっています。

護衛艦「きりさめ」とは？

護衛艦「きりさめ」とは、護衛艦「むらさめ」型の4番艦です。

主要要目
基準排水量	４,５５０ｔ
主要寸法	長さ１５１ｍ、幅１７．４ｍ、深さ１０．９ｍ、喫水５．２ｍ
主機械	ガスタービン４基２軸
馬力	６０,０００ＰＳ
速力	３０ｋｔ
主要兵装	高性能２０ミリ機関砲×２、６２口径７６ミリ速射砲×１、ＶＬＳ装置一式、３連装短魚雷発射管×２、ＳＳＭ装置一式、哨戒ヘリコプター×１
乗員	約１７０人（「いなづま」以降は約１６５人）

▼出典：海上自衛隊｜護衛艦「むらさめ」型

インド洋太平洋方面派遣とは？

インド洋太平洋方面派遣とは、インド洋太平洋方面のハワイ、インド、オーストラリア、フィリピン、ベトナム及びソロモン諸島、フィジー諸島など１２ヵ国を訪問し、各国との共同訓練を行うことです。

派遣期間は令和4年6月13日（月）～10月28日（金）です。

派遣の目的は？

この派遣の目的は「インド太平洋地域の各国海軍等との共同訓練等を実施し、戦術技量を向上させるとともに、各国海軍等との相互理解の増進、信頼関係の強化及び連携の強化を図り、地域の平和と安定への寄与を図る。」です。

▼参考URL：海上自衛隊｜令和４年度インド太平洋方面派遣

訪問予定国は？

訪問を予定している12か国は下記です。

アメリカ合衆国
インド共和国
オーストラリア連邦
ソロモン諸島
トンガ王国
パプアニューギニア独立国
パラオ共和国
バヌアツ共和国
フィジー共和国
ベトナム社会主義共和国
フィリピン共和国
仏領ニューカレドニア

フランス側の反応は？

フランス側の今回の対応について、IPD22についてフランス大使館のツイートがありました。

「自由で開かれたインド太平洋の実現のための日仏豪の防衛協力の深化を再確認しました。」と書かれています。

🇫🇷ヴァンデミエール 🇯🇵きりさめ🇦🇺ワラムンガがニューカレドニア沖で共同訓練 #ラ・ペルーズ22 を実施。
伊原駐フランス日本国大使とヤング駐ニューカレドニア・オーストラリア総領事はヴァンデミエールに来艦し、自由で開かれたインド太平洋の実現のための日仏豪の防衛協力の深化を再確認しました。 pic.twitter.com/DlhTdXkxyj

— フランス大使館🇫🇷🇪🇺 (@ambafrancejp_jp) September 1, 2022