警察庁が注意喚起 - ボウガン所持禁止(2022年9月情報)

クロスボウが原則所持禁止・所持許可制となりました。


警察庁がクロスボウの「原則所持禁止」「所持許可制」を勧告

令和4年3月15日に、銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律等が施行され、クロスボウが原則所持禁止・所持許可制となりました。

クロスボウとは?

クロスボウとは、西洋で用いられた弓の一種であり、専用の矢を板ばねの力で弦により発射する武器です。漢字圏で弩(石弓)と呼ばれるものと構造がほぼ同一となっています。

▼参考URL:「クロスボウ」(2022年9月27日 (火) 09:00 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

クロスボウとボウガンの違いは?

ボウガンとはbow〈矢〉とgun〈銃〉を合わせた和製英語です。これは株式会社ボウガンの商標名でした。そのため、報道などではクロスボウを和訳した洋弓銃(ようきゅうじゅう)という呼称が使われてきました。

しかし、近年は同社が商標登録の更新をしていないため、「ボウガン」あるいは「ボーガン」という表記も使用されています。

▼参考URL:「クロスボウ」(2022年9月27日 (火) 09:00 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

クロスボウの原則所持禁止・所持許可制

クロスボウが使用された凶悪事件が相次いで発生したことを受け、令和3年6月16日に銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律が公布され、令和4年3月15日に施行されました。これにより、改正法の施行日以降、クロスボウの所持が原則禁止され、許可制となることとなりました。

改正法の施行時に所持していたクロスボウは、令和4年9月14日までは所持することが可能です。

許可申請や廃棄等の措置を執らずに、令和4年9月15日以降も所持し続けた場合は、不法所持となり、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。

クロスボウの威力は?

クロスボウの威力に関して、警察庁科学警察研究所において実験を行いました。約5m離れた地点から発射して、合成樹脂製ヘルメット及びアルミ製フライパンを貫通する威力を有することが確認されました。

クロスボウの回収について

現在所持されているクロスボウについては、令和4年9月14日までに警察に処分依頼をすれば無償で引き取っていただけるそうです。令和4年9月15日以降も所持し続けた場合は、不法所持として取締りの対象となりますので、最寄りの警察署等に早めに御相談ください。


クロスボウの所持について動画が配信されています

警察庁のYouTube公式チャンネルで「【警察庁】クロスボウが原則所持禁止・許可制となりました!」というタイトルで動画が配信されています。

みんなの反応・SNSの反応

参考資料サイト

警察庁|クロスボウの所持が禁止されます!

本記事は、2022年9月27日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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