2025年2月21日、法務省公安調査庁が、公式ウェブサイト上で、オウム真理教に関する新たなアーカイブを公開しましたのでご紹介します。
このアーカイブサイトは、オウム真理教教団の歴史や関連資料を網羅的に収集・整理したもので、過去の事件や活動に関する詳細な情報を発信しています。
当サイトについて
松本・地下鉄両サリン事件を始めとした数々の凶悪事件を引き起こし、日本を震撼させたオウム真理教は、名前を変え、現在も活動を続けています。
他方で、一連の凶悪事件の発生から年月を経て、記憶が風化してしまうことにより、団体の危険性が正しく理解されないことが懸念されることから、このデジタルアーカイブを作成しました。
皆様には、このデジタルアーカイブを通して、オウム真理教は現在進行形の問題だと御理解いただければ幸いです。
法務省公安調査庁では、このアーカイブサイトを通じて、オウム真理教に関する正確な情報を提供し、再発防止や社会的啓発に役立てることを目的として、今後も関連情報の更新や追加を行い、国民への情報提供を継続していく方針とのです。
「オウム真理教問題デジタルアーカイブ」のコンテンツ紹介
法務省公安調査庁が運営する「オウム真理教問題デジタルアーカイブ」は、オウム真理教が引き起こした事件や活動に関する情報を網羅的にまとめたウェブサイトです。このサイトは、記憶の風化を防ぎ、次世代へ教訓を伝えることを目的としています。
下記のようなコンテンツがまとめられていました。
- 時系列で見る:オウム真理教の誕生から現在までの出来事を時系列で整理し、教団の歴史を概観できます。
- 地下鉄サリン事件について:1995年に発生した地下鉄サリン事件の詳細や、事件当時の状況、被害者の証言などを紹介しています。
- 資料館:オウム真理教に関連する写真や映像資料を集めたギャラリーで、視覚的に理解を深めることができます。
- キーワードで知る:オウム真理教に関連する重要な用語や事件をキーワード形式で解説しています。
- オウム真理教対策のいま:現在も活動を続ける教団の現状や、公安調査庁の取り組みについて最新情報を提供しています。
このデジタルアーカイブは、オウム真理教が現在も脅威であることを理解し、社会の安全と平和を守るための重要な情報源となっています。
「オウム真理教問題デジタルアーカイブ」についてX(旧Twitter)での反応ご紹介
地下鉄サリン事件から30年目の節目を前に公安調査庁からオウム真理教デジタルアーカイブが公開されたから見てる
— 爆戦@KEBIISHI LINEAGE (@62gata_Bakusen) February 22, 2025
既存の資料だけじゃなくて、初見の資料もあって良いねhttps://t.co/cBI4cMQxuA pic.twitter.com/w9KYvejrB4
「オウム真理教問題デジタルアーカイブ」
— サーモン@世田谷区 (@salmontokyo) February 22, 2025
すごいサイト見てしまった。公安の気合いよ。
私も尊師マーチでふざけてた小学生でしたすいません。大人になってから改めて見るととんでもない団体だわ… https://t.co/pWg4T4xeG2 pic.twitter.com/Rlqpa5vDP4
公安調査庁が「オウム真理教問題デジタルアーカイブ」を開設しました。
— 城戸譲|ネットメディア研究家 (@zurukid) February 21, 2025
情報がまとまっていて、有益なサイトだと感じますが、デザインがスタイリッシュなだけに、事件そのものの神聖化につながってしまう可能性はないかと、少し心配になってしまいます。https://t.co/cILVcfVwiv pic.twitter.com/3kl12nIyG2
公安調査庁が公開しているオウム真理教問題デジタルアーカイブ
— hakase1990 (@hakase1990) February 23, 2025
確かに見ていて飽きない
民放のくだらんバラエティを観ているよりも
犯罪史としての教養を得られる気がする pic.twitter.com/5rYgLjzTzA
「オウム真理教問題デジタルアーカイブ」についてのYoutube動画
あわせて、「オウム真理教問題デジタルアーカイブ」公開についてのニュースがYoutubeにアップロードされていたのでご紹介します。
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