薬剤師が避けたい「ブラック薬局」の実態と、ブラック薬局を見分ける方法とは?(参考:2021年8月アンケート)

2021年8月、長時間労働や過度なノルマを課す、薬事法違反をするなどの薬局、いわゆる「ブラック薬局」について、実際に薬剤師100人にアンケート調査を行った結果が発表されました。

今回は、薬剤師が考える「ブラック薬局」とその見分ける方法についてご紹介します。


薬剤師100人が考える「ブラック薬局」とは?

合同会社スマスタが運営する薬剤師向け転職情報メディア「ハッピーファーマシスト」が、薬剤師100人を対象にブラックな職場環境の薬局についてアンケート調査を実施しました。

実際の薬剤師が考える「ブラック薬局」には、長時間労働や過度なノルマを課す、薬事法違反をするなどの薬局が回答されました。

詳しいアンケート結果についてご紹介します。

▼参考URL
合同会社スマスタ(外部サイト)
転職情報メディア|ハッピーファーマシスト(外部サイト)

薬剤師が最も「ブラック薬局」だと感じるのは「長時間労働・人員不足」の薬局

薬剤師アンケートその1
出典)ハッピーファーマシスト|ブラック薬局の【実情】について薬剤師100人にアンケート

アンケートによると、薬剤師たちに聞いた、最も「ブラック薬局」だと思う薬局について、最も多い回答は「長時間労働・人員不足」で、40%の薬剤師が回答したようです。

続いて、「残業代未払い」が39%で2位、3位が「休み・有給が取れない」、4位が「パワハラ・人間関係が悪い」という結果だったようです。

薬剤師が実際に働いたことがある「ブラック薬局」で最も多いのは、「休みが取れない薬局」

薬剤師アンケートその2
出典)ハッピーファーマシスト|ブラック薬局の【実情】について薬剤師100人にアンケート

アンケートに回答した薬剤師のうち、ブラック薬局で働いた経験、またはブラック薬局について聞いた経験についての質問に対し、88%の薬剤師が働いた経験・聞いた経験があると答えました。

そして実際に薬剤師が働いたことのある「ブラック薬局」について回答してもらったところ、最も多い回答は「残業代未払い」で32%でした。

薬剤師が転職前に「ブラック薬局」を見分ける最もおすすめの方法は、「来店してみる」

薬剤師アンケートその3
出典)ハッピーファーマシスト|ブラック薬局の【実情】について薬剤師100人にアンケート

薬剤師は転職活動をする際、「ブラック薬局」を避けるためのコツを聞いたところ、1位は「薬局を見学・来店してみる」だったようです。やはり自分の目で見てみるのが一番確実だと感じている薬剤師の方が多いということでしょうか。

また、実際に来店が難しい場合には、2位の「知人やネットから情報収集する」という方法もあります。さらに、3位のように「転職サイトに情報収集してもらう」という方法もあるようです。

実際に行動してみて、「ブラック薬局」かどうかを判断することが大事だとの分析がなされていますが、一方で6%の方が「見分けるのは難しい」とも回答しています。


もし、「ブラック薬局」に就職してしまったと分かった時のために、適切な相談窓口を把握しておくことも大切かと思います。

まとめ

このページでは、薬剤師が頭を悩ませる「ブラック薬局」についてのアンケート調査をご紹介しました。

アンケート結果によると、薬剤師の皆さんが「ブラック薬局」をイメージする際、最も上位に来るのは「長時間労働・人員不足」の薬局ですが、実際に働いたことがあるブラック薬局については「残業代未払い」が多いということがわかりました。

この調査では、「ブラック薬局」に勤務し続けるメリットについて「無い」と答える方が56%いましたが、一方で「働いた分の給与がもらえる」ということをメリットとして回答する方も14%いました。

長時間労働の「ブラック薬局」だったとしても、ある程度給与に反映されれば働き続けても良いと考えている薬剤師の方が一定数いらっしゃるということでしょうか。

しかし、アンケート調査を行った合同会社スマスタによれば、「薬剤師がブラック薬局で働くことは、集中力を欠いて調剤過誤を引き起こす原因に」なるということを指摘しています。また「十分な服薬指導時間が取れないことも多く、ブラック環境は患者さんの利益になりません」とも指摘しており、「ブラック薬局」が引き起こすさまざまな問題について取り上げていました。

今回の調査について詳しくは、ハッピーファーマシストの特集ページをご覧ください。

▼参考URL:ハッピーファーマシスト|ブラック薬局の【実情】について薬剤師100人にアンケート(外部サイト)

本記事は、2021年11月24日時点調査または公開された情報です。
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