※本記事は、2019年9月調査の内容です(今後更新予定です)。
はじめに
今回ご紹介する公立美術館「清須市はるひ美術館」は、愛知県清須市にあり、1999年(平成11年)に開館された公立美術館で、収蔵作品数は、171点と公表されています。
今回は、公務員として働く「学芸員」向けに公立美術館「清須市はるひ美術館」に関する基本的な情報についてご紹介します。
公立美術館「清須市はるひ美術館」の沿革について
公立美術館「清須市はるひ美術館」の沿革についてご紹介します。
公立美術館「清須市はるひ美術館」は、1991年(平成3年)に夢の森公園(夢広場はるひ)用地が取得、 基本設計および実施設計が開始、1997年に工事が着手、1999年(平成11年)に公立美術館「はるひ美術館」として開館されました。
2009年(平成21年)に清須市と合併のため、公立美術館「清須市はるひ美術館」と名称が変更、2012年指定管理者制度導入により中日新聞・TRC・名古屋三越グループ共同事業体による運営となりました。
公立美術館「清須市はるひ美術館」の概要について
公立美術館「清須市はるひ美術館」は、中日新聞・TRC・名古屋三越グループ共同事業体が運営する公立の美術館です。
愛知県清須市にあり、略称は「はるひ美術館」で、広さ約750平方メートル、収蔵資料は約170点で、常勤役職員が2013年現在で3名です。
また、平成25年度の来館者数は、約1.7万人です。
▼参考URL:清須市|清須市はるひ美術館年報 2013年度
公立美術館「清須市はるひ美術館」の施設・展示について
公立美術館「清須市はるひ美術館」には、展示室1~2、オープン展示スペースがあります。
現在開催中および今後開催予定の展覧会は、下記の通りです。
1)展覧会「開館20周年記念企画展 嗅覚のための迷路」
会期:2019年10月12日(土)~12月8日(日)
会場:展示室1~2
主催:清須市はるひ美術館
後援:愛知県、愛知県教育委員会、中日新聞社
2)展覧会「清須市はるひ美術館 収蔵作品展」
会期:2019年12月17日~2020年1月13日
会場:展示室1
3)展覧会「アーティストシリーズVol.90 岡本秀展」
会場:展示室2
4)展覧会「清須市はるひ美術館 収蔵作品展」
会期:2020年1月18日~2020年2月9日
会場:展示室1
5)展覧会「アーティストシリーズVol.91 しまだそう展」
会期:2020年1月18日~2020年2月9日
会場:展示室2
6)展覧会「清須市はるひ美術館 収蔵作品展」
会期:2020年2月15日~2020年3月8日
会場:展示室1
7)展覧会「アーティストシリーズVol.92 羽尻敬人展」
会期:2020年2月15日~2020年3月8日
会場:展示室2
公立美術館「清須市はるひ美術館」のシンボルマークについて
公立美術館「清須市はるひ美術館」のシンボルマークに関する情報については、確認できませんでしたが、ホームページ上では、白地に水色の円と波を配色した図形がロゴマークとして使用されています。
公立美術館「清須市はるひ美術館」の館長について
現在の公立美術館「清須市はるひ美術館」の館長は、「高北 幸矢(たかきた ゆきや)」さんです。
「高北 幸矢」さんの経歴は、1973年(昭和48年)に三重大学教育学部美術科を卒業、1977年に高北デザイン研究所を設立、1989年にスペースプリズム・デザイナーズギャラリーを設立しました。
1988年、1990年(平成2年)に環境デザイン大賞優秀賞、1996年に第21回愛知広告賞審査員特別賞を受賞、1997年に平成9年度名古屋市都市景観賞を受賞し、2012年に名古屋造形大学の学長に就任した後、2012年(平成24年)に公立美術館「清須市はるひ美術館」の館長に就任しました。
2016年に名古屋造形大学名誉教授に就任、2017年には愛知芸術文化協会の理事長に就任しました。
なお、「高北 幸矢」さんが、公立美術館「清須市はるひ美術館」の何代目の館長であるかについては確認できませんでした。
公立美術館「清須市はるひ美術館」のアクセス・開館時間・休館日について
公立美術館「清須市はるひ美術館」は、愛知県清須市にあり、最寄り駅は、JR清洲駅です。
開館時間は、午前10時~午後7時です。
休館日は、月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日、臨時休館日です。
詳細な情報については、公立美術館「清須市はるひ美術館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL:清須市はるひ美術館|基本情報
http://www.museum-kiyosu.jp/use_guidance/basicinfo.html
公立美術館「清須市はるひ美術館」の観覧料について
公立美術館「清須市はるひ美術館」の観覧料は、特別展・企画展と収蔵作品展によってわかれています。
収蔵作品展の普通観覧者は、一般は200円、団体観覧者は、一般は160円です。
なお、中学生以下、各種障害者手帳提示者は無料、各種障がい者手帳提示者の付添者は一般観覧料の半額です。
今後開催予定の企画展「開館20周年記念企画展 嗅覚のための迷路」(会期:2019年10月12日(土)~12月8日(日))は、普通観覧者は、一般は500円、団体観覧者は、一般は450円で、中学生以下、各種障がい者手帳提示者および付添人1名は無料です。
詳細な情報については、公立美術館「清須市はるひ美術館」のホームページなどをご確認ください。
▼参考URL:清須市はるひ美術館|展覧会情報
http://www.museum-kiyosu.jp/exhibition_info/2019/makiueda/
公立美術館「清須市はるひ美術館」の職員数について
2013年度の公立美術館「清須市はるひ美術館」の職員数は、6名です。
▼参考URL:清須市|清須市はるひ美術館年報 2013年度
公立美術館「清須市はるひ美術館」の採用情報について
現在は募集がなく、過去には2016年(平成28年)に学芸員(美術史)の募集がありました。
参考URL:清須市はるひ美術館|清須市はるひ美術館 学芸員募集要項
公立美術館「清須市はるひ美術館」の財務状況について
公立美術館「清須市はるひ美術館」の運営費については、確認できませんでした。
まとめ
以上、公立美術館「清須市はるひ美術館」の基本情報(沿革・施設・職員数など)でした。
公立美術館「清須市はるひ美術館」は、地域にゆかりのある作家の作品を収蔵し、地域に親しまれる文化の発信地となることを目指している公立の美術館です。
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