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再エネが環境破壊する?頻発するメガソーラーによる事故まとめ(2024年7月情報)

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2022年度の太陽光発電所の事故件数は?

製品評価技術基盤機構(NITE)は、2022年度の自家用電気工作物(太陽光50kW以上、風力20kW以上)における太陽光発電所を公表しました。経済産業省が2023年3月28日に開催した有識者会議で示された報告によれば、前年度比で98件増の453件の事故が報告されています。

具体的には、主要電気工作物の破損事故が443件、その他の事故が10件でした。

参考)製品評価技術基盤機構(NITE)のサイト:https://www.nite.go.jp/index.html

メガソーラーによる事故まとめ2019年9月~2024年4月

2019年9月~2024年4月に発生したメガソーラーによる事故をまとめました。

千葉・山倉水上メガソーラー発電所、発火・焼損(2019年9月)

【事故場所】

千葉県市原市

【事故概要】

台風15号の強風によって太陽光モジュール全50,904枚の約8割が破損、一部が発火、焼損。

【事故原因】

強風によるアイランド(太陽光パネルの島)の揺動により、南側中央部に応力が集中したこと。

【参考・関連記事】

参考:経済産業省のサイト
関連記事:日経クロステック

群馬県の特高メガソーラー火災(2020年5月)

【事故場所】

群馬県内

【事故概要】

群馬県内で稼働する、同じメガソーラー(大規模太陽光発電所)から出火し、消防車が駆けつけて消し止めるという火災事故。

【事故原因】

パワーコンディショナー(PCS)から出火。


【参考・関連記事】

関連記事:日経BP

山梨県のメガソーラー火災(2020年12月)

【事故場所】

山梨県北杜市

【事故概要】

メガソーラーで2万5800㎡の森林が焼ける火災。

【事故原因】

原因不明。ただし、専門家は「メガソーラーの下の雑草などを生い茂った状態で放置していた場合、機器の不良で発生した火花が燃え移るリスクが高い」と指摘。

【参考・関連記事】

参考:内閣府のサイト
関連記事:産経ニュース

ハヤシソーラーシステム高柳発電所火災(2024年3月)

【事故場所】

鹿児島県伊佐市

【事故概要】

併設されていた蓄電設備の建屋から白煙が上がり、近隣の住民が消防署に通報、駆けつけた消防隊員が煙を排出する作業にあたったところ、爆発し、消防隊員4人が火傷を負った。

【事故原因】

原因不明

【参考・関連記事】

関連記事:産経ニュース

西仙台ゴルフ場メガソーラー発電所火災(2024年4月)

【事故場所】

宮城県仙台市

【事故概要】

ソーラーパネルが設置された下草などが燃えた。

【事故原因】

原因不明

【参考・関連記事】

関連記事:NHK

北海道のソーラーパネル集積地火災(2024年4月)

【事故場所】

北海道根室市

【事故概要】

ソーラーパネルの集積地から出火し、火はパネルの下の草地約5000平方メートルに広がった。


【事故原因】

コネクターの漏電が原因とみられる。

【参考・関連記事】

関連記事:釧路新聞

メガソーラー建設による事故

メガソーラー建設による事故をまとめました。

埼玉県でのメガソーラー建設事故(2019年3月・10月)

【事故場所】

埼玉県越生町

【事故概要】

19年3月、樹木が伐採され、むき出しになった斜面から、すぐ下を走る道路に巨石が崩落。同年10月には台風19号の大雨で大量の土砂が同じ道に流れ込んだ。

【参考・関連記事】

関連記事:埼玉新聞

福島県でのメガソーラー建設事故(2020年7月)

【事故場所】

福島県西郷村

【事故概要】

大雨が降り土砂が集落に流出。県は防災工事を先に終わらせるよう指導したが、業者は従わず伐採や太陽光パネルの設置を進め、その後も土砂流出を2度繰り返し、2021年2月には県が工事の中止を命令した。

【参考・関連記事】

関連記事:朝日新聞

本記事は、2024年7月25日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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公務員総研編集部のMです!
世界の情報や日本の歴史・日本の政治についてなどのライター記事やオリジナル記事を配信します。

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