国防を担う「防衛省専門職員」の初任給や平均年収など

国家公務員「防衛省専門職員」の平均の月給料や年収モデル、参考初任給や定められている福利厚生について解説します。「防衛省専門職員」の平均給与月額だけでなく、平均年齢や手当内訳についての情報も解説します。


防衛省専門職員の給料について

防衛省に所属する国家公務員「防衛省専門職員」の給与は、特別職の国家公務員でありますが、一般的な国家公務員の給与基準である行政職俸給表(一)に基づいて計算されます。ちなみに、旧官庁名は、防衛庁です。

月の給与は、給料(基本月給=俸給表の俸給月額)と各種手当(地域手当や扶養手当など)の合計値です。毎月「税金」と「社会保険」は、民間企業と同じく、給与から差し引かれます。

防衛省専門職員の初任給例(平成28年度実績)

防衛省専門職員の初任給は、213,840円です。行政職俸給表(一)1級25号俸が適用されます。

行政職俸給表(一)の平均給与データと年収例

防衛省専門職員が該当する行政職俸給表(一)の職員は、平均年齢 43.6 歳で、平均経験年数 22年、平均給与月額410,984円、平均年収は、約657万円(※1)です。

平均給与月額の内訳(平均金額)は、下記の通りです。
・俸給 331,816 円
・地域手当等 41,583 円
・俸給の特別調整額 12,316 円
・扶養手当 11,387 円
・住居手当 5,471 円
・その他の手当 8,411 円

※1:平均年収は、公務員総研の予測概算値です。月給与の12ヶ月分とボーナスは、おおよそ月給与4ヶ月分を仮に計算して、算入しています。

防衛省専門職員の福利厚生

諸手当は、扶養手当、住居手当、通勤手当、超過勤務手当やボーナスに当たる期末手当・勤勉手当が支給されます。

勤務時間は1日7時間45分で、休みは、原則として土、日曜日及び祝日等は休みで週休2日制。休暇には、年20日の年次休暇のほか、病気休暇、特別休暇、介護休暇があります。

注釈 平均給与データと年収例について

※全俸給表の平均経験年数には、特定任期付職員及び任期付研究員は含まれていません。
※平均給与月額の内訳のその他の手当は、本府省業務調整手当、単身赴任手当(基礎額)、寒冷地手当、特地勤務手当等が該当します。

本記事は、2017年5月22日時点調査または公開された情報です。
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