地方公務員の「救急救命士」になるには?と国家試験について

「救急救命士」は、救急車等に乗車し、一刻を争う傷病者の命をまもる医療専門職の地方公務員です。今回は、そのプレホスピタルケア(病院前救護)のスペシャリスト「救急救命士」の国家資格の取り方や就職について解説します。


地方公務員の救急救命士になる方法

救急救命士の試験の流れ イメージ画像
公務員総研作成

地方公務員の「救急救命士」になるには、いくつかのなるためのルートがあります。最終的に共通する条件となるのが「救急救命士の国家資格を取得すること」と「地方公務員の採用試験に合格し採用されること」です。

まず、「救急救命士の国家資格」は、高校卒業後、救急救命士の養成所(2年制)で履修するか、または、現場の消防官として実務経験(5年または2000時間)を有する場合に「救急救命士国家試験」の受験資格を得られます。ちなみに国家資格である「救急救命士」は、厚生労働省の管轄で、試験は年に1度行われています。

次に地方公務員の「救急救命士の採用試験」ですが、、こちらは、地方自治体の消防職の採用区分にあたるところが多いです。当然、地方自治体によって、消防士・救急救命士の募集内容や採用人数、試験内容は異なります。共通するのは国家試験である救急救命士の合格が必要という点です。

本記事は、2017年4月20日時点調査または公開された情報です。
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