オランダのルッテ政権崩壊(2023年7月23日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「オランダのルッテ政権崩壊」についてです。


オランダのルッテ政権崩壊

2023年7月9日、オランダからの報道によると同国のルッテ首相の連立政権は2023年7月7日、難民流入抑制策を巡る与党間の協議が決裂したことを受け崩壊したというニュースがありました。

オランダとは?

オランダは、西ヨーロッパに位置する立憲君主制国家で、東はドイツ、南はベルギーと国境を接し、北と西は北海に面しています。ベルギー、ルクセンブルクと合わせてベネルクスと呼ばれていて、憲法上の首都はアムステルダム(事実上の首都はデン・ハーグ)です。

カリブ海のアルバ、キュラソー、シント・マールテンと共にオランダ王国を構成していて、それ以外にも、カリブ海に海外特別自治領としてBES諸島と呼ばれる、ボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島があります。

オランダの面積は約4.2万平方キロメートルで日本の九州とほぼ同じ大きさです。

参考)「オランダ」(2023年7月22日 (土) 22:53 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

オランダのルッテ政権崩壊の理由とは?

オランダのルッテ政権崩壊の理由は、難民流入制限を巡る与党内の意見対立が修復不可能となったためとのことです。

ルッテ氏が属する自由民主国民党(VVD)が、戦争を逃れオランダに滞在する難民の子どもたちの入国を制限し、家族の合流まで最低2年間待たせる提案をしましたが、キリスト教民主同盟と民主D66の2党が支持を拒否したことがきっかけだそうです。

オランダへの移民の人数は?

オランダ移民帰化局によると、オランダへの難民申請は2021年のおよそ3万6000件から2022年はおよそ4万8000件と急増していて、2023年は7万人を超える可能性があるそうです。

みんなの反応・SNSの反応

オランダのルッテ政権崩壊についてのTwitterでの反応をいくつかご紹介します。移民問題は重要や日本も他人事ではないなどの声がありました。


本記事は、2023年8月3日時点調査または公開された情報です。
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