武田信玄の末裔の政治家、世界で遅れる日本のバイオ燃料についてX投稿(2023年8月19日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「世界で遅れる日本のバイオ燃料」についてです。


世界で遅れる日本のバイオ燃料

2023年8月1日、日本の自動車は電気自動車(EV)化で世界の潮流から遅れているという記事がよく見るが、実はもっと遅れている分野があり、それは、ガソリンに混ぜる植物由来のエタノールの普及が遅々として進まないことだという内容が、甘利明氏の公式X(ツイッター)より投稿がありました。

甘利明氏とは?

甘利明氏は自由民主党所属の衆議院議員で、ご先祖は武田信玄の末裔だそうです。

1949年(昭和24年)、神奈川県厚木市に生まれ、神奈川県立厚木高校を経て、慶應義塾大学にて政治学を学び、ソニーに入社しました。ソニーを退社後、父・甘利正の秘書に転じ、1983年、正が政界引退を表明したため、父の地盤を引き継いで新自由クラブ公認で出馬し、初当選しました。

参考)甘利明のサイト:https://amari-akira.com/index.html

バイオ燃料とは?

バイオマスとは、動植物などから生まれた生物資源の総称で、これらの資源からつくる燃料をバイオマス燃料と呼び、つくられる燃料は、ペレットなどの固体燃料、バイオエタノールやBDF(バイオディーゼル燃料)などの液体燃料、そして気体燃料と様々なものがあります。

バイオ燃料は、液体燃料に対して使われることが多くなっていて、バイオエタノール、バイオディーゼルなどのことをいいます。

参考)資源エネルギー庁のサイト:https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/biomass/01.html
新エネルギー財団のサイト:https://www.nef.or.jp/keyword/ma/articles_mo_01.html

中川物産とは?

中川物産は、愛知県名古屋市に本社があり、国内外での石油製品の販売を中心に、オイルターミナル事業、陸運・海運事業を展開する企業です。

参考)中川物産株式会社のサイト:http://nakagawa-bussan.co.jp/#skip

脱炭素とは?

脱炭素とは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を含む温室効果ガスの排出量をゼロにする取り組みのことで、カーボンニュートラルとは、二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを指すそうです。

参考)環境省のサイト:https://ondankataisaku.env.go.jp/carbon_neutral/


電気自動車とは?

電気自動車とはバッテリー(蓄電池、二次電池とも呼ばれる)に蓄えた電気をモーターに供給し、走行のための駆動力を得る自動車のことで、走行時に大気汚染物質を全く出さないため、低公害車と位置づけられていて、また、走行に伴う騒音も大幅に低減されるそうです。

電源構成の化石燃料比率が高まるほど、CO2排出量も増えることになりますが、太陽光発電や風力発電等の再生可能エネルギーから作られた電力で充電して走行する場合は、CO2排出量は実質的にゼロになり、モーターやバッテリーの効率向上により、火力発電等の化石燃料が主体の電源構成であっても、ガソリン車よりCO2排出量が少ないという試算もありるとのことです。

参考)環境展望台のサイト:https://tenbou.nies.go.jp/science/description/detail.php?id=22

みんなの反応・SNSの反応

日本のバイオ燃料についてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。

本記事は、2023年9月11日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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