Googleが個人情報をさらされたら教えてくれる機能をリリース(2023年8月18日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「Googleが個人情報をさらされたら教えてくれる機能をリリース」についてです。


Googleが個人情報をさらされたら教えてくれる機能をリリース

2023年8月4日、Googleが個人情報をさらされたら教えてくれる機能をリリースし、過去の恥ずかしい写真も検索結果から削除可能になったという投稿がX(ツイッター)にありました。

個人情報漏洩による被害は犯罪が増える日本・行政でも研究の価値がある内容だと思いますのでご紹介します。

Googleとは?

Google LCCは、インターネット関連のサービスと製品に特化したアメリカ合衆国の企業 (LLC) で、Alphabetの子会社です。

1998年、ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンによって設立され、Googleの由来は、10の100乗を表す「googol(ゴーゴル)」だそうです。

世界最大の検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウェア、ハードウェア関連の事業があります。

参考)「Google」(2023年8月17日 (木) 22:21 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

個人情報とは?

個人情報保護法での「個人情報」の定義を、個人情報保護委員会のサイトよりご紹介します。

「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日、その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)、又は個人識別符号が含まれるものをいいます。
出典)個人情報保護委員会のサイト:https://www.ppc.go.jp/all_faq_index/faq3-q2-1/

例えば生年月日や電話番号などは、それ単体では特定の個人を識別できないような情報ですが、氏名などと組み合わせることで特定の個人を識別できるため、個人情報に該当する場合があり、また、メールアドレスについてもユーザー名やドメイン名から特定の個人を識別することができる場合は、それ自体が単体で、個人情報に該当するそうです。

参考)政府広報オンラインのサイト:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201703/1.html#:~:text=%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%83%85%E5%A0%B1%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%A6,%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%82%E5%90%AB%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

Googleがリリースした機能とは?

2023年8月3日、Googleは「New privacy tools and policies on Google Search」において、ユーザの個人情報をGoogleから削除できるツール「Results about you(あなたの検索結果)」を強化したと伝えました。こちらのツールは、プライバシーを保護するための重要な新機能が追加されたことが発表されています。

「Results about you」はユーザーのプライバシーを保護するために提供されているツールで、個人的な電話番号、自宅住所、電子メールアドレスが含まれるGoogle検索結果の削除を要求することが可能で、アメリカでは2022年9月公開されました。


今回、こちらのツールが強化され、検索結果に含まれる個人的な連絡先情報を常に把握できるようにするとともに、個人的な連絡先情報が見つかった場合はアラートで通知し、削除できるようになったとのことです。

みんなの反応・SNSの反応

Googleが個人情報をさらされたら教えてくれる機能をリリースについてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。こういう機能があったのかや、実装可能?や不便になるのではなどの声がありました。また個人情報に関する投稿もご紹介します。

 

 

本記事は、2023年9月10日時点調査または公開された情報です。
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