イギリス第2の都市バーミンガム破綻
2023年9月20日、ロンドンに次ぐイギリス第2の都市バーミンガムが事実上の財政破綻を宣言したというニュースについて、X(ツイッター)に投稿がありました。
イギリス第2の都市バーミンガム破綻 同一賃金軽視、10年のツケ – 日本経済新聞 https://t.co/iaToeuFJm7
>ロンドンに次ぐ英国第2の都市バーミンガムが事実上の財政破綻を宣言した。産業革命の中心地として栄えた同市は10年前から市職員の不平等賃金をめぐる時限爆弾を抱えていた。— バリ⁂ホワイト (@10ta1ga9ra1) September 20, 2023
イギリス・バーミンガムとは?
バーミンガム(英語: Birmingham)は、イングランド、ウェスト・ミッドランズ (West Midlands) に属す工業都市で、人口は114万人です。近郊を含む都市的地域の人口は229万人であり、同国第2位で、地元では首都ロンドンに次ぐ第2の大都市とされているそうです。
バーミンガムは、産業革命の進展にともない運河と鉄道の交叉点になったこともあり、工業都市として発展しました。
参考)「バーミンガム」(2023年6月25日 (日) 08:34 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』
バーミンガムの財政破綻とは?
2023年9月5日、バーミンガム市の議会は、事実上の財政破綻を宣言しました。
バーミンガム市では女性の職員と元職員が男性よりも低い賃金で働いたとして、賃金格差の是正を求める訴訟があり、その対応としてすでに11億ポンド、約2000億円が支払われていて、7億6000万ポンド、約1400億円がさらに必要とみられているとのことで、バーミンガム市議会は賃金格差に対して補償をするべきという立場ですが、「その財源がない」としているそうです。
バーミンガム市は中央政府の管理下に
2023年9月19日、イギリスのゴーブ・底上げ・住宅・地域社会相はバーミンガム市が事実上の財政破綻を宣言したことを受け、中央政府が市政運営に介入すると発表しました。
欧州最大の地方自治体であるバーミンガム市議会が機能不全に陥っているため、運営を引き継ぐ委員会を任命すると表明、ガバナンスや戦略的意思決定の精査、財政に関する全ての機能を移管させる考えを示したとのことです。
みんなの反応・SNSの反応
イギリス第2の都市バーミンガム破綻についてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。驚きや移民難民が多すぎることが一因ではなどの声がありました。
https://twitter.com/saishusaishu/status/1704677095534899635イギリスで市の財政破綻が相次ぐ!バーミンガム市が財政破綻となり、政府の管理下へ。この20年で9市が破綻。EU離脱後、輸出ができなくなり税収が激減していた。地方に人を呼び込む経済全体の底上げが必要。日本も少子高齢化で同様の状態!手遅れになる前に手を打てるか(^_^)Bar Oh!Baby開店しました♪ pic.twitter.com/iwNBAOjein
— Bar Oh!Baby 不動前 (@zery0007) September 26, 2023
オラクルのプロジェクトで英国第二の都市が破綻とか草だな。(笑えない)
→英国バーミンガムが2023年9月5日(現地時間、以下同)に財政破綻を宣言した件について、「The Register」は同日に「OracleのERPシステムである『Oracle Fusion』の導入コスト肥大化が原因」と発表https://t.co/qofhxJ9NlB— SYU (@otohiromiyasuka) September 28, 2023
イギリス第2の都市バーミンガムが財政破綻したというニュース。今年「アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した」という本を読んで裕福そうなイメージのあるイギリスも庶民の生活が厳しいことを知ったんだけど、日本も他国からすると裕福そうだけど実は生活厳しい人が多いという国かもしれない pic.twitter.com/DyVHKMgLIz
— あさと (@pgdc247) September 9, 2023
えっ、バーミンガムが破綻…….?
— エリザ (@elizabeth_munc) September 6, 2023
イギリス第二の都市バーミンガムがまさかの破綻!!
つい半年前に観光したばかりだったが、財政は火の車だったのか。。
不平等を徹底的に嫌うイギリス国民の性質が悪い方に出てしまったね。
不平等に甘んじるくらいなら、組織ごと潰れてしまっても構わないということだね。 pic.twitter.com/MNeQzJOWZh— ソウスケ (@saucek20) September 21, 2023
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