埼玉県川口市の資材置き場でトラブル 「経営者」6割がトルコ国籍(2023年8月21日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「埼玉県川口市の資材置き場でトラブル 「経営者」6割がトルコ国籍」についてです。


埼玉県川口市の資材置き場でトラブル 「経営者」6割がトルコ国籍

2023年8月20日、埼玉県川口市など埼玉県南部の解体資材置き場で、ダンプカーなどの頻繁な出入りや作業時の騒音などをめぐって周辺住民の苦情が相次ぎ、複数の自治体で規制の動きが広がっていることが2023年8月12日に分かったというニュースがありました。

埼玉県川口市とは?

埼玉県川口市は埼玉県の南端に位置する都市で、荒川を隔てて東京都に接し、江戸時代から鋳物や植木などの産業が発展しました。その後、住宅都市化が進みました。

参考)埼玉県川口市のサイト:https://www.city.kawaguchi.lg.jp/index.html

クルド人とは?

クルド人は、トルコやシリア、イランなどの国境地帯に住む民族で、国を持たない世界最大の民族で、約3000万人いると見られています。

差別や迫害を受けて海外へ逃れるクルド人も多く、日本クルド文化協会によると、日本には約2000人のクルド人が生活をしており、その多くが川口市、蕨市に集中しているそうです。

埼玉県川口市は全国で最も在日外国人が住む自治体

埼玉県川口市は全国で最も在日外国人が住む自治体で、人口約60万人のうち外国人住民が6.5%にあたる約3万9千人、トルコ国籍者も国内最多の約1200人が住んでいて、その大半がクルド系とみられています。

埼玉県川口市の解体業者の約6割は中東系

埼玉県川口市内に203ある解体業者の名簿のうち代表者が日本人の名前は約4割で、一部は中国系などとみられ、約6割は中東系の名前が占めていて、大半がトルコ国籍とみられているそうです。

また、市内790カ所の資材置き場のうち川口市東北部の市街化調整区域にある約40ヘクタールに77カ所が集中、川口市が一部を調査したところ、約5700平方メートルの土地の登記簿上の地権者は中東系だったとのことです。

埼玉県川口市は2022年7月1日より川口市資材置場の設置等の規制に関する条例を施行

埼玉県川口市では、新たに設置される資材置場に対して、設置及び管理(以下「設置等」)に関する最低限度の基準への適合を求めることで、不適切な資材置場の設置等の防止を図り、市民生活の安全の確保及び生活環境の保全に寄与することを目的として「川口市資材置場の設置等の規制に関する条例」が制定され、2022年(令和4年)7月1日より施行されています。

参考)川口市のサイト:https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/01130/050/shizaiokiba/36598.html

みんなの反応・SNSの反応

埼玉県川口市の資材置き場でトラブルについてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。その他、川口市で話題になっているクルド人関係のものもご紹介します。


 

 

 

 

本記事は、2023年9月14日時点調査または公開された情報です。
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