東京都は全国で唯一年間給料が1000万円を下回る計算

「知事の年間給料」が少ない都道府県ランキング(2022年11月1日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「「知事の年間給料」が少ない都道府県ランキング」についてです。


「知事の年間給料」が少ない都道府県ランキング

総務省の「令和2年 地方公務員給与の実態」をもとにした、「知事の年間給料が少ない都道府県ランキング」で1位は「東京都」とのツイートがありました。

知事とは?

知事は、地方行政区画を統轄する官庁の長のことです。

「知事」とは、(寺院の)物事を治め司るという意味のサンスクリット「カルマ・ダーナ」を漢訳した言葉に由来しているそうです。日本では、広域自治体である都道府県の首長を都道府県知事(都知事、道知事、府知事、県知事)といいます。

太平洋戦争前は知事は内務省管轄であり、勅任官でしたが、現在は選挙により選出されています。

なお、知事のもとに置かれる部局を知事部局といいます。

参考)「知事」(2022年8月20日 (土) 08:03 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

「知事の年間給料」が少ない都道府県ランキングとは?

「知事の年間給料」が少ない都道府県ランキングは、総務省の「令和2年 地方公務員給与の実態」をもとにしたもので、2020年における各都道府県知事の平均給料月額(基本給)に12カ月分を乗じた「年間給料」を順位化したとのことです。

参考)総務省のサイト:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyuuyo/r02_kyuuyo_1.html

「知事の年間給料」が少ない都道府県ランキングの順位【2020年版】

「知事の年間給料」が少ない都道府県ランキングの5位までを紹介します。

1 東京都
2 北海道
3 秋田県
4 徳島県
5 新潟県

「知事の年間給料」が少ない都道府県ランキングの最下位は神奈川県です。


2020年の知事の年間給料は873万6000円、平均給料月額は72万8000円となっています。

2020年時点における東京都知事は小池百合子さんで、2016年の都知事選で「身を切る改革」として給与半減を公約しました。

就任後に月々の給料や地域手当、期末手当を本来の支給金額より減額する条例が施行されたことで、2017年5月以降は50%の減額が行われています。

今回のランキングでは、東京都は全国で唯一年間給料が1000万円を下回っており、神奈川県(1740万円)の半分ほどとなったそうです。

参考)ねとらぼ調査隊:https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/696505/8

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本記事は、2022年11月1日時点調査または公開された情報です。
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福沢諭吉
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