クルド人の男、ジャーナリストを脅迫容疑で逮捕、2日後には釈放(2023年10月1日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「クルド人の男、ジャーナリストを脅迫容疑で逮捕」についてです。


クルド人の男、ジャーナリストを脅迫容疑で逮捕

2023年9月29日、クルド人の男がジャーナリストを脅迫容疑で逮捕というニュースがあり、その二日後には、釈放されるというニュースが話題になったのでご紹介します。

外国人は不起訴、日本人は起訴有罪という内容の投稿が、X(ツイッター)など、疑問視する声が多くあがりました。

そもそも、不起訴って何?

警察が被疑者を逮捕するなどして刑事事件として扱われることになった場合、検察官は被疑者に対して起訴するかしないかの判断をすることになります。

検察官は、捜査の結果、被疑者が罪を犯しており、刑罰を科すのが相当だと判断した場合には、裁判所の裁判を求める起訴を行います。起訴ができるのは、原則として国を代表する検察官だけです。

不起訴とは、一般的には、起訴を見送る・起訴猶予という行為になります。あわせて裁判所の公式サイトでの内容もご紹介します。

検察官は,捜査の結果に基づいて,その事件を起訴するかどうかを決めます。起訴する権限は検察官のみが有しています。検察官は,被疑者が罪を犯したとの疑いがない,あるいは十分でないと判断する場合には,起訴しないのですが,嫌疑が十分あっても,犯人の性格,年齢及び境遇,犯罪の軽重及び情状,犯罪後の情況といった諸般の事情に照らして,あえて起訴する必要はないと考えるときには起訴しないこと(起訴猶予)ができます。
出典)裁判所のサイト:https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_keizi/keizi_01_02/index.html

検察官とは?

検察官は、検事と副検事のことで、検察官は法律に違反した犯罪や事件を調べて、その犯人を裁判にかける、とても重要な仕事です。

事件が起きると,まず警察が犯人を捜して逮捕したり証拠を集めたりといった捜査をし、検察官が疑がわれている人が本当に犯人かどうか確かめて,罰を与えるための裁判にかけるかどうかを決めます。

裁判にかけることを起訴と言い、起訴がなければ裁判も始まりません。

起訴を決定できる唯一の職業「検察官」の仕事内容

外国人の犯罪で不起訴となったのは?

外国人の犯罪で不起訴となった事件についていくつか、ご紹介します。


みんなの反応・SNSの反応

クルド人の男、ジャーナリストを脅迫容疑で逮捕についてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。外国籍案件が深刻だや日本の警察がなめられてるのではなどの声がありました。

本記事は、2023年10月3日時点調査または公開された情報です。
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