全国1000校超をデジタル教育拠点となる「DXハイスクール」に(2023年10月30日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「全国1000校超をデジタル教育拠点となる「DXハイスクール」に」についてです。


全国1000校超をデジタル教育拠点となる「DXハイスクール」に

2023年10月27日、文部科学省は全国の高校の2〜3割にあたる1000校超をデジタル教育の拠点校となる「DXハイスクール」に指定する方針を固めたというニュースがありました。

「DXハイスクール」とは?

文部科学省は「DXハイスクール」を、デジタル人材の育成と文理横断型の探究学習に取り組む拠点と位置づけ、文部科学省が理数教育強化のために2002年度から一部の高校を「スーパーサイエンスハイスクール」に指定しているのと似た施策で、2030年には国内のデジタル人材が約79万人不足すると推定されていて、これからのデジタル社会を担う人材への教育を大学入学よりも前から強化する狙いがあるそうです。

「DXハイスクール」に指定された高校は、高性能パソコンや3Dプリンターを配備したり、民間企業や大学から高度人材を招いて特別講義を開いたりする費用を補助してもらえ、全国の高校約4800校のうち1000〜1500校程度を対象とする考えで、指定は2024年にも始まるそうです。

「スーパーサイエンスハイスクール」とは?

「スーパーサイエンスハイスクール」とは文部科学省が科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校を指定する制度のことで、高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進し、また創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施しています。

参考)国立研究開発法人科学技術振興機構のサイト:https://www.jst.go.jp/cpse/ssh/

みんなの反応・SNSの反応

全国1000校超をデジタル教育拠点となる「DXハイスクール」にについてのSNS(Twitter等)での反応をいくつかご紹介します。若手社員は今のうちにITの勉強をしたほうがいいやもっと報道してほしいなどの声がありました。


本記事は、2023年11月26日時点調査または公開された情報です。
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