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「兵庫県」の「消化器外科の病棟で働く看護師」の仕事内容・給料レポート

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消化器外科の病棟で働く看護師


目次

はじめに

「兵庫県」の「消化器外科の病棟」で働く看護師(女性)によるキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
公務員としての職業・勤務先:消化器外科の病棟
性別:女性
雇用体系:正規雇用
所有資格:普通自動車免許、看護師資格

「看護師」を目指した理由

実父が中学生のときになくなっり、そのときに優しくしてくれた看護師さんに憧れたことと、資格があり、今後も人材が求められる安定した職業だと思い看護師を目指しました。

「看護師」の仕事内容について

消化器外科の病棟の看護師として勤務していました。仕事内容は、主に患者さんの生活への援助と医師の診療の補助を行っていました。

患者さんの生活の援助は病気や診療上で介助が必要な身の回りのことを全般にお手伝いをします。例えば、足のふらつく高齢者のシャワーの介助を行ったり、点滴をしている方のお着換えを手伝ったり、足の悪い患者さんを車椅子で移動のお手伝いをしたりしています。

外科の病棟なので、手術を受けに来られる患者さんがたくさんいます。全身麻酔で手術をすると、その日1日はベッドから起き上がることができないので、患者さんの身の回りの動作のお手伝いはすべてお手伝いをさせてもらっていました。

医師の診療の補助は、医師から指示を受けた点滴や内服薬を患者さんに与薬したり、医師から検査の指示がでていると採血をしたり、検温をしたりすることです。

また、それだけでなく医師が行う、ガーゼ交換などの処置の介助も行っていました。処置に必要な物品をそろえたり、必要な順番に医師に手渡したり、患者さんの顔色を見たり、声掛けをしたり、医師が処置をしやすいようだったり患者さんが過ごしやすいように環境を整えたりするのがそれにあたります。

「看護師」の1日の仕事の流れ

日勤、準夜、深夜の3交代制でした。

日勤

7時30分:家を出る。自転車で出勤。
7時40分:到着、更衣。
7時50分:受け持ち患者の確認。受け持ち患者の情報収集。その日の必要な薬剤や物品の準備。
8時30分:申し送り、朝礼
8時45分:リーダーと調整
9時 :受け持ち患者の検温、処置、ケア
11時 :リーダーへ報告、カンファレンス
11時30分:前半の休憩(60分)
12時30分:後半の休憩(60分)
*勤務している人の中で業務調整をして前半か後半かどちらかで休憩をとります。
13時30分:検温、ケア、処置、記録
16時 :次勤務者へ申し送り
17時 :終礼、残務の確認
17時15分:業務終了時間、残務があれば残業

準夜

15時 :到着、更衣
15時10分:受け持ち患者の確認、情報収集
16時 :申し送り
16時30分:メンバー内で情報共有、薬剤や必要物品の準備
17時 :検温、ケア、処置の介助 適宜休憩(45分)
22時 :消灯
23時 :巡視
0時15分:申し送り

「看護師」の給料・残業・有給休暇について

残業時間によって左右されますが、5年目で月収22~24万円、ボーナスは年2回で合計して80万程度でした。


有給休暇の消化は三分の二程度はできますが、勝手に使われることが多くあります。しかし、月に5日は希望休を入れられる状況でした。

残業はほぼ毎日で、遅いときは21時や22時まで残って仕事をしていました。

この仕事で、働いているときに困ったこと

忙しくて、やらなければならないことや自分自身か患者さんにやってあげたいことが出来ないことには困っていました。

スタッフの手が足りずに、休憩も取らず頑張っている中、上層部はそれを関係なしに、より忙しくなるような新しい計画を立てたり、無理やり患者を入院させたりとするところは日々気になっており、改善して欲しいと思っていました。スタッフ数を増やしてほしかったです。

また総合病院だったので、病棟が多数あり、忙しい病棟とそうでない病棟に差があったのもとても気になっていました。

この仕事や職場でよかったこと

公務員のため、福利厚生は比較的しっかりしていたのではないかと思います。福利厚生で、ホテルのランチブッフェに行ったりディナーをしにいったり、安くで施設を利用したりしたこともありました。

また、給料は少し休めですが、ボーナスはまずまずだったのも恵まれていた点でしょうか。

他の私立病院に比べて、過酷な勤務体制でなかったのも恵まれていた点だと思います。友だちの勤める私立病院では、病棟会などは休みの日でも出勤しなければいけないという決まりがあるらしいです。

「看護師」の仕事エピソード

1年目のときは仕事にも患者にも環境にもスタッフにもなれず、できないこともたくさんあり、怒られてばかりの日々で本当に大変でした。

患者さんの気に障ってしまったことや、命にはかかわらないがミスをしてしまったときは本当につらかったですが、患者さんに「今日はあなたが来てくれるから元気がでたわ」「あなたが来てくれるのをずっと待っていたんだよ」と言ってもらったときは本当に感動しました。

また、何度も入院されてくる患者さんに名前や顔を覚えていただいているのも嬉しかったです。抗がん剤などを投与して、良くなっていく患者さんもいて、回復が目に見えることも感動していました。

「看護師」の職場恋愛について

職場恋愛はときどきあるようでしたが、私には無縁でした。同期にも、職場恋愛で結婚した人はいます。看護師と医師、医師と医師のカップルもぼちぼちですがいたようです。

職場以外には、みなさん個人でお出会いになる方が多いと思っていましたが、たまに消防士さんなどの合コンをするので来ないかと声をかけられたことはありました。私自身は、友人の紹介で旦那と結婚しましたが、やはりそのような方が多いのではないのかと思っています。

まとめ ー「看護師」を目指す方へメッセージ

忙しくて嫌なことも多い職業だと思いますが、やりがいはあります。頑張ってください。

本記事は、2019年11月2日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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