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「ドラッグストア」で働く「薬剤師」に関する仕事内容・年収レポート

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目次

はじめに

ドラッグストアで非常勤職員として働く、女性の「薬剤師」によるキャリア体験談レポートです。

「ドラッグストアで働く薬剤師」の仕事内容について

調剤も併設しているドラッグストアなので調剤薬局の仕事もしています。

ドラッグストアの面ではお客様の市販薬や健康についての相談に乗ります。今現在服用している薬や、健康食品、持病や既往症などを考慮してその人に合った最適なお薬をお勧めします。

調剤の面では、薬剤師としての仕事もですが医療事務の仕事も出来るようにならないといけません。医療保険について勉強して処方箋の保険番号からその患者様が何割負担か、幾らまで今月支払うのかを把握します。

薬剤師としては処方箋を見て薬の量が間違っていないか、その人の症状に見合った薬が出ているか、他に服用している薬と効能が被っていないか、併用しても大丈夫であるかをチェックします。問題ないならその薬を調剤して他の薬剤師に間違っていないかを確認して貰います。

最後に患者様に薬について説明をして、症状や併用薬が無いか等を確認します。聞いた内容は薬歴と言うものに記載して保存して次の指導へと繋げていきます。

「ドラッグストアで働く薬剤師」の1日の仕事の流れ

9時:出勤してすぐ調剤室の掃除
※前日の仕事が残っていないか、連絡帳を見て連絡事項が無いかをチェックする
※納品した薬が棚などに納められていなかったらあるべき場所に納める
※在宅業務もしていたのでその日に訪問する患者様のリストをチェックして何時頃に伺わせて貰うか連絡をしたり物が揃っているかを確認する
9:00~:処方箋の薬を調剤したり、市販薬の相談に乗る
※フロアの人から薬について聞かれることもあるのでメ―カ―に確認したりすることもある
14:00~:薬の卸の方が納品に来るので検品をする
18:00:明日の薬の発注をするために在庫などを確認する
※その日に指導した人の薬歴をなるべくその日の内に記載する
※帰る時はきちんと保管すべき場所に薬があるか、鍵はかかっているかを確認する

「ドラッグストアで働く薬剤師」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、月給は35万円(残業代込み)で、 ボーナスは年間90万円でした。

残業代は一分毎に支給されてました。また、評価によって賞与が変わっていました。

有給も上司によりますが私は比較的取りやすかったです。残業は店舗によりますが私は毎日二時間近く残業をしていました。

この仕事で、働いているときに困ったこと

困った事はクレ―マ―の方の対応です。


どこの薬局でもクレ―ムを付けているらしく、此方の対応の一つ一つに批判的で他の患者様が待っているにも関わらず、一時間以上も時間を取られたときはしんどかったです。

改善すべき事は人員の少なさだと思いました。

いつもギリギリの人数で回していたので残業も多く、昼休憩が取れないこともあったので余裕を持った人員配置をするべきだと思います。それによって疲労が溜まりミスにも繋がるので危険だと何度も働いていて思いました。

この仕事や職場でよかったこと

大手のドラッグストアの為、転勤が多いのは大変でしたが、逆に人間関係などが上手く行かないと他の店舗に回してくれたりして楽になったのは恵まれていました。

また福利厚生もしっかりとしていたので産休育休もしっかり取得できて、時短勤務も9才になるまで利用できる所は良かったです。

教育の面でもフォローしてくれるので基礎的な事はしっかりと教えてくれます。未経験の職場だったので助かりました。残業代も一分毎に申請しなくても自動で付くのでサ―ビス残業は一切ありませんでした。

「ドラッグストアで働く薬剤師」の仕事エピソード

失敗したことと言えば、患者様とドクターとの間に板挟みになったことでした。

患者様はドクターには言いにくいことも薬剤師には言える人も多く沢山薬を出してほしい、これが足りないなど薬局で言われるのでそのままドクターに伝えるとそれは出来ないと断られ、患者様の要望が通らないと此方が怒られてしまうことも良くありました。その患者様は薬の管理が出来ていない方だったようでそれを把握してもっと管理しやすいように此方でもフォローするべきだったと思いました。

大変だったのは、患者様自身が薬の管理が出来ずに此方の調剤ミスを指摘する患者様の応対でした。

「ドラッグストアで働く薬剤師」の職場恋愛について

職場恋愛は若いひとが多い職場なのでよくあります。

またドラッグストアなので薬剤師以外にも美容系の職種の人や一般職の人もいるので出会いは多かったです。

職場以外だと学生時代に付き合っている人と結婚したり、またメ―カ―の方などと食事会などをしている薬局もあったのでそこでの出会いも多いようでした。

メ―カ―の人と仲良くなると回っている病院のドクターを紹介してくれる事もあり、ドクターや看護師とお付き合いをしている人もいました。

まとめ ー「薬剤師」を目指す方へメッセージ

国家試験は毎年難しいですが、女性ならずっと働ける資格なので頑張って欲しいです。

本記事は、2018年11月10日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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